SHOWROOM、ローソンと共同で遠隔操作可能な「バーチャルクルー」を開発
仮想ライブ空間「SHOWROOM」を運営するSHOWROOM社は、ローソンと共同で、遠隔操作で来店客とコミュニケーションを取ることが可能な「バーチャルクルー」の活用に向けた研究開発を行うことを発表した。
ローソンは、10月16日から19日に開催される、IT技術とエレクトロニクスの国際展示会「CEATEC JAPAN 2018」にて出展を行う。今回、ローソンブース内では、ローソンユニフォームを着用したバーチャルクルーとのコミュニケーションを通じて、ローソンに来店することが楽しくなるおもてなしを提供する。
バーチャルクルーは遠隔操作されており、会場では質問にすぐ答えたり、来店者の健康を気づかうアドバイスをしたり、様々なコミュニケーションを楽しむことができるとのこと。
バーチャルクルーは、GugenkaによるMakeAvatar(関連記事)というキャラメイクシステムにより制作され、親しみやすく魅力的なキャラクターになっている。
同社ではこのバーチャルクルーの研究において、相手のことが見えていてリアルタイムに会話も可能な「生きてそこにいることを感じられる」遠隔配信技術を開発すること、及びSHOWROOMの配信者に向けてバーチャルクルーとして新しい活躍の場を提供することを手がけていくとしている。
自動化が進む未来のコンビニエンスストアが、今と同じく地域に根ざした場となるように、SHOWROOMが培ったコミュニティ発想を実装していくとのことである。
(TEXT by 高橋佑司)
●関連リンク
・SHOWROOM
・ローソン
・CEATEC JAPAN 2018
・MakeAvatar