Oculus Riftが来ない? 来た? キタ━━! 実物は軽い&高級感あっていいぞ
3月28日の発売より出荷が遅れている「Oculus Rift」ですが、筆者(広田)のTwitterにおける観測範囲では、ここ1週間でずいぶん「出荷された」「届いた」という報告が見受けられるようになりました。そして!! ついにPANORAの元にも9日月曜日に製品が届きました! キャー! PANPORAのメンバーにお願いしてストアオープン直後に注文したものです。
というわけで「開封の儀」ではないですが、ファーストインプレッションをお届けしましょう。
新品のビニール袋を外すのって、うれしいですよね。HTC Viveよりは箱がはるかに小さいですが、手に持つと意外とずっしりきます。
まずは外箱をスライド。
内箱のフタはマグネットで止まってます。
いよいよご対面!待ってたぜェー!! この瞬間をよぉー!超待ってた!2014年にOculus Riftの初代開発キット(DK1)を買った興奮がよみがえります。
手に持った第一印象は軽い!! 重かった箱とのギャップで非常に軽く感じます。そして側面は化学繊維的な布で覆われているので、VRゴーグルでありがちな無骨な感じがかなり和らいで高級感があります。
側面にはヘッドホンを用意。HTC Viveでは、結構ヘッドホンの取り回しが面倒だったりしますが、一体型なら運用も楽。側面のベルトはベルクロを外すことで、頭のサイズに合わせて前後の幅を調節できます。
HTC Vive(Pre)との比較。ちょっとだけOculus Riftの方が小さいですね。
Oculus Riftの第2世代開発キット(DK2)との比較。デザインがかなり洗練されました。
かぶってみた感想はやっぱ軽い!装着を感じない……というのは言い過ぎですが、顔や首への負担はかなり少ないです。ただ、鼻の部分が北米サイズなのか、結構光が漏れて入ってきてしまいます。これは日本人向けにサードパーティーのアタッチメントが必要かも。
サクッとVRアニメの「Henry」とかを見てみましたが、やっぱり画質のよさはDK2に比べて段違いですね。ただ、ハンドコントローラーが現時点で用意されていないのは、HTC Viveを触ったあとだとちょっと残念。早く! Oculus Touchも! 逆に再生/一時停止のようなちょっとした操作は、小型リモコンの「Oculus Remote」を使えるのはいいですね。
このOculus Riftの出荷騒動、やたらと既視感があると思ったら、かつての「初音ミクが来ない? 来た?」みたいですね(出荷延期という点は大きく違いますが)。まだ届かないという方も、着実に出荷は行われているので、もう少しの辛抱……。
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・Oculus Rift