いちから、3D配信アプリ「にじ3D」発表 所属ライバーの3D配信に期待高まる

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いちからは11月9日、3Dライブアプリ「3Dにじさんじ」(愛称: にじ3D、読み: にじさんでぃー)を開発し、「にじさんじプロジェクト」所属のライバーへ配布した事を発表した。

にじ3Dは、iPhoneX内の「Face Tracking with ARKit」(にじさんじアプリで使用している顔認識)と、Oculus Riftのコントローラ「Oculus Touch」を使用することにより、リアルな3D表現による配信を1人でも簡単に行えるようになっている。

開発コンセプトは以下のとおり。
・1人でも3Dライブ配信が出来る
・自宅からでも3Dライブ配信が出来る(スタジオ使用が必須ではない)
・自然な3Dモデルの動きを実装
・今後のアップデートが容易なシステムの構(新たなライバーへの実装/アプリ本体のアップデート)

 

▲にじ3Dの仕組み図

つまり、顔認識をにじさんじライバーに既に配布しているiPhoneXにある「Face Tracking with ARKit」にて行い、それを配信PC内の「3Dにじさんじ」アプリに送りモデリングに反映させるため、一般的な3D配信と異なり、HMDを装着せずにライブ配信を行える。

手の動きは、「Oculus Touch」と2台のセンサーにて行うため、無線かつ簡易的なシステムで手・腕・指の動きを実現可能。センサーは机におけるタイプなので、場所もとらない。

今後のアップデート実施を容易にすることを意識した設計もしている。そのため、季節物のアクセサリーを取り付けるなど、3Dモデルへの追加実装も少ない工数で実装可能であり、3Dモデルの完成度が一定以上あれば新規モデルも数日程度で実装できることから、より一層放送が華やかになって盛り上がりそう。

3Dモデルを既に公開している「月ノ美兎」「樋口楓」「静凛」「物述有栖」「剣持刀也」「える」「家長むぎ」バージョンは完成しているとのことなので、放送が楽しみだ。

▲多分今日の配信は普通にいつもどおり

ちなみに3D配信については「今後、にじさんじ所属ライバーによる配信にてお披露目を順次実施していく予定」であり、にじさんじ公式Twitter及び各ライバーのTwitterにてお知らせするとのことなので、ファンはチェックを。

 
(文 花茂未来
 

 
●関連リンク
にじさんじ公式Twitter
にじさんじ公式HP

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