「第7回国際科学映像祭」で「ドーム映像制作ワークショップ」実施 クリエイターらの講演を予定
国際科学映像祭実行委員会は、7月4日にギャラクシティにて開催する「第7回国際科学映像祭」において、「ドーム映像制作ワークショップ」を実施する。ドーム映像制作の第一線で活躍するクリエイターや有識者による講演などが予定されている。
近年の技術革新により、各地のドームシアターでは全天スクリーンに広がる科学映像作品が毎日上映され、個人でも360度映像を動画サイトに投稿したり、VRゴーグルで視聴したりすることが身近になり、臨場感溢れる映像作品を気軽に楽めるようになった。かつてはハードルが高かったドーム映像制作も、手軽な設備で誰でも始められる時代が訪れている。
「第7回国際科学映像祭」は「科学映像」「ドーム映像」「VR」「臨場感」「可能性」をキーワードに開催。ドーム映像制作を志す人向けには、現在、ドーム映像制作の第一線で活躍するクリエイターや有識者による講演などが行われる「ドーム映像制作ワークショップ」も実施される。
●ドーム映像制作ワークショップ
【概要】
・開催日時:7月4日 16:00~21:00
・会場:ギャラクシティ まるちたいけんドーム(東京都足立区)
・コーディネーター:高幣俊之(実行委員・オリハルコンテクノロジーズ)
・参加資格:特になし
・参加歓迎:
- 美大や芸術学部、専門学校などの学生・教職員でドーム映像制作に興味を持つ方
- プロダクションに所属してドーム映像に興味を持つ方
- プラネタリウム館や博物館に所属してドーム映像に興味を持つ方
- 研究結果を可視化(ドーム映像化)してみることに興味のある方
- どこにも所属していないが、ドーム映像の世界にクリエーターとして飛び込んでみようという方
※参加者多数の場合、申し込みを早期に締め切る場合あり
【講師・講演内容(予定)】
・田部一志(国際科学映像祭実行委員長・リブラ)
「はじめに:国際科学映像祭ドームフェスタについて」
・宇野知樹(ギャラクシティ)
「ギャラクシティの事業について」
・高幣俊之(オリハルコンテクノロジーズ)
「ドーム映像制作の基本的なワークフロー」
・上坂浩光(ライブ)
「プラネタリウム施設向けドーム映像制作について」
・三上真世(国立天文台)
「科学文化形成ユニットでの科学映像制作講座について」
・武田隆顕(国立天文台)
「自作プログラムによる天文可視化ドーム映像制作」
・ニコニコプラネタリウム部
「フリーツールを使ったドーム映像制作と実験上映会」
・チームラボ
「リアルタイムツールを用いたドームインスタレーション制作」
・尾久土正己(和歌山大学)
「魚眼レンズによる全天周実写撮影について」
・渡邊徹(渡邊課)
「GoProリグによる全天球実写撮影について」
・飯田将茂
「ドームアート作品の制作について」
・馬場ふさこ(Mille Fiore)
「万華鏡インスタレーション映像の制作」
また、来年2月26日から28日までの3日間は「ドームフェスタ」と銘打ち、長編作品上映や作品プレゼンテーション、ショートフィルムコンテストが実施される予定。良質な科学映像・ドーム映像が届けられる。
●第7回国際科学映像祭 概要
・開催日:
2016年7月4日「ドーム映像制作ワークショップ」
2017年2月26~28日「ドームフェスタ」
・会場:ギャラクシティ まるちたいけんドーム(東京都足立区) ほか
・参加資格:特になし(科学映像/ドーム映像に興味を持っているすべての人)
・主催:国際科学映像祭実行委員会
・共催:宇宙航空開発研究機構宇宙科学研究所(ISAS/JAXA)、ギャラクシティ
・後援:自然科学研究機構 国立天文台(NAOJ)、日本プラネタリウム協議会(JPA)
●関連リンク
・第7回国際科学映像祭 ドーム映像制作ワークショップ 参加申込フォーム
・国際科学映像祭 公式サイト
・ギャラクシティ 公式サイト