ピクシブ、3Dキャラクターモデル投稿サービス「VRoid Hub」を提供開始 モデルの共有も可能
ピクシブは、作成した3Dキャラクターモデルを投稿して、他のユーザーと共有できる3Dキャラクターモデル共有プラットフォーム「VRoid Hub(ブイロイド・ハブ)」を、12月21日に提供開始した。
pixiv、お絵かき感覚で3Dキャラを作れる「VRoid Studio」発表! 7月末リリース https://t.co/VbNCmexdlf pic.twitter.com/FD0hvgWtZ5
— PANORA (@panoravr) June 29, 2018
▲VRoidの発表時大きな話題に
VRoid Hubは、ピクシブが提供する3Dキャラクターメイキングツール「VRoid Studio」や各種3Dモデリングツールで作成した、VRM形式の3Dキャラクター(人型アバター)モデルデータをアップロードできる投稿プラットフォーム。
pixivアカウントによる会員登録を行うことで、誰でも無料で利用可能だ。投稿は、VRoid StudioやWebブラウザ上から行える。
▲プロフィールページ イメージ
VRoid Hubに投稿したキャラクターには、名前や性格、キャラクターの設定や関連リンクなどを掲載できるプロフィールページを作成することが可能。さらにこのプロフィールページでは、モデルをアニメーションさせることもできる。
「元気」「クール」「おしとやか」等、キャラクターの性格を表現できるモーションが用意されており、イメージに合ったモーションを設定することで、よりキャラクターの個性を演出するこだわりのプロフィールページを作ることも可能だ。
▲利用規約の掲載イメージ
またVRoid Hubでは、3Dキャラクターモデルのプロフィールページを介して、他の人に3Dモデルデータを提供することも可能となっている。投稿された3Dモデルの著作権は作者に属するが、作者は他のユーザーに対し、設定した利用条件のもとで3Dモデルの利用やダウンロードを許可することができる。
▲SHOWROOM VアプリでVRoid Hubに投稿されている3Dキャラクターモデルの呼び出しが可能
さらに、VRoid Hubと連携したサービスでは、pixivアカウントでログインすることで、VRoid Hub上の3Dキャラクターモデルを使って連携サービスを楽しむことが可能となる。
VRoid Hubは、バーチャルキャラクターになりきってライブ配信ができるiPhone向けアプリ「SHOWROOM V」との連携を行っており、これによりVRoid Hubに投稿された3Dキャラクターモデルは、クリエイターが定めた条件のもとでSHOWROOM Vアプリのアバターとして遊ぶことが可能となっている。
今後も、VRoid Hubと各種VR/ARプラットフォームや3Dコンテンツとの連携を順次実施していくとのこと。
なおピクシブでは、VRoid Hubに投稿された3Dキャラクターのモデルデータを、各種VR/ARプラットフォームやアニメ、ゲーム等の3Dコンテンツ上で利用できる機能を提供する、ソフトウェア開発者向けキット「VRoid SDK」も提供している。
「VRoid SDK」に関する問い合わせは、こちらの応募フォームから行える。
▲VRoid HubおよびVRoid Hub SDKの利用イメージ
(TEXT by 高橋佑司)
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