「Unreal Engine 4.12」リリース ついに「VR Editor」実装&Google「Daydream」対応に!

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米EPIC GAMESは現地時間の1日、ゲーム開発エンジン「UNREAL ENGINE 4」の最新版となる4.12を公開した。3Dアニメ編集に便利な「シーケンサー」など106の新要素を含む。VR系の新機能としては、VRゴーグルをかぶりハンドコントローラーを使ってVR空間でコンテンツをデザインできる「VR EDITOR」、5月にGoogleが発表した高品位モバイルVRプラットフォーム「Daydream」への対応が注目だ。

 

UNREAL VR EDITOR

 
現在、VR向けゲームを作る際には、平面のディスプレーを見ながら作業しているが、実際、バーチャル空間でどんな見え方をするのかはVRゴーグルをかぶってみなければわからないところもある。バーチャル空間のオブジェクトを動かしたり、見る方向を変える際には、マウスやキーボードを使うより、手や体を動かした方が早いことも多い。

 
そこでモーションコントローラーを使うVR EDITORの登場となる。本機能は、今年2月にその存在をお披露目してGitHubで公開していたが、今回のバージョン4.12でUE4本体にアーリープレビューとして実装された。動作には、HTC ViveかOculus Touchが必要だ。

 
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左手のコンテンツブラウザーからエディター機能にアクセスして、サイズや位置を調整つしながら設置が可能。

 
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(おそらく何かのボタンを押しながら)両手のコントローラーを左右に引いたりくっつけたりすることで、拡大/縮小できる。「小人」になれば細部まで調整できるだろう。

 
利用には、環境設定の「Experimental/VR」以下にある「Enable VR Editing」項目をオンにする必要がある。その後、ツールバーに現れる「VR Mode」ボタンから実行が可能だ。EPIC GAMESは「今回のVR EDITORは実験的な機能で今後も拡張していくので、フィードバックをください」と語っている。

 

DAYDREAM VR SUPPORT

 
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モーションコントローラーも含めてDaydreamプラットフォームを完全サポート。利用にはエディターのプラグインウィンドウを開き、「Google VR」と「Google VR Controller」をオンにしよう。

 
 
●関連リンク
ニュースリリース(英語)
EPIC GAMES

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