IoT体験型宿泊施設「&AND HOSTEL」8月上旬福岡にオープン ソニー「SmartEyeglass」も採用
BIJとand factoryは、8月上旬に福岡市にて、IoT体験型宿泊施設であるスマートホステル「&AND HOSTEL」をオープンする。プロジェクトについて広く理解を得るため、「Makuake」にてクラウドファンディングも開始された。
「&AND HOSTEL」は、近未来のIoT空間を楽しめる体験型宿泊施設だ。最先端のIoTデバイス開発を行う各社の協力のもと、10種類のIoTデバイスを組み込んだ客室やダイニングカフェを設置。チェックイン/チェックアウトはもちろん、空調管理や観光案内、睡眠管理など滞在中のあらゆるシーンでIoTが体験できる。個々に開発されたデバイスを1か所に集結させた「日本初のスマートホステル」として、主に訪日外国人の長期滞在需要を見込み、宿泊自体をひとつの観光目的とした価値の創造を目指す。
一方で「&AND HOSTEL」をIoT技術開発のテストマーケティングの場として活用し、メーカー各社に宿泊期間で得られたユーザーデータをフィードバックする。また、九州大学をはじめとする福岡市を拠点とする研究機関・NPO法人・企業と連携し、これからのIoTプラットフォームの構築や新たなIoTビジネスモデルの創出も目指す。
「&AND HOSTEL」には、ソニーの透過式メガネ型端末・SmartEyeglassもデバイスとして採用されている。ディー・エム・ピーが連携し、SmartEyeglass向けにAR技術を活用した福岡観光ガイドを開発する。
●関連リンク
・&AND HOSTEL 公式サイト
・&AND HOSTEL Makuakeプロジェクトページ