EAは「スターウォーズBF」、ベセスダは「Fallout 4」&「DOOM」 E3前に大作が続々VR対応!
アメリカ・ロサンゼルスで14日から開催される世界最大規模のゲームイベント「Electronics Entertainment Expo 2016」(E3 2016)。その開幕を待たずに大手ソフトメーカー2社が独自のプレスカンファレンスを行い、VR対応タイトルを発表している。
エレクトロニック・アーツ(EA)はE3には出展せず、独自のイベントである「EA Play」をE3会場の近くで開催。そこで行われたプレスカンファレンスにおいて、PlayStation VR対応ソフト「Star Warsバトルフロント VRミッション」が開発元のDICEに加え、「バーンアウト」シリーズなどでお馴染みの「Criterion Games」との共同開発で行われていることを発表した。2016年内に発売予定とのことだ。
「Fallout」シリーズ、「The Elder Scrolls」シリーズ(「オブリビオン」「スカイリム」)、「DOOM」シリーズなどを擁するアメリカゲームメーカー大手のベセスダ・ソフトワークスも独自のプレスカンファレンスを12日に実施した。VR対応ゲームとして「Bethesda VR」シリーズを展開することを発表。ずは既存のタイトルのVR対応化として、2015年に発売されて日本を含む世界各国で人気を博したポストアポカリプスRPG「Fallout 4」と、先月世界同時発売されて大ヒット中のFPS「DOOM」の2タイトルのVR化を発表した。
なお「Fallout 4 VR」は12か月以内に発売と発表ている。
FPSの金字塔であるDOOMもVR対応に。
今回のデモはHTC Viveで披露されており、Viveで発売されることは確実……というか、HTCの台湾本社からはすでに「Vive版は確実に出る」ものとしてメールでプレスリリースが来ているが、この文章を読む限りではそれ以外のVRプラットフォームでも発売される可能性はありそうだ。なお、「Bethesda VR」タイトルはE3会場内のベセスダ・ソフトワークスブースで試遊ができる予定。
ベセスダには初代「バイオハザード」のクリエイターである三上真司氏が率いるTango Gameworks社が傘下にあり、そちらはかつてサバイバルホラーの再定義と銘打った「サイコブレイク」を発売した実績もある。新作だけでなく旧作のVR展開も期待したい。
(TEXT by Shogo Iwai)
●関連リンク
・EA Play
・プレスリリース(EA)
・EAによるスター・ウォーズタイトルのビデオ
・ベセスダ・ソフトワークス プレスリリース
・ベセスダ・ソフトワークス プレスカンファレンス映像
・https://www.fallout4.com/
・http://doom.com/ja/