多様なジャンルのPS VRコンテンツが勢ぞろい! 「PlayStation VR Media Experience」レポート

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ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、12月12日、PlayStation VR(PS VR)のメディア向けコンテンツ体験会「PlayStation VR Media Experience」を開催した。

本体験会では、12月13日に追加される、VRによる映像シアター体験が可能な動画視聴アプリケーション、「シアタールームVR」の新機能を一足先に試せるなど、現在発売中・今後発売予定のタイトル含め、多様なジャンルのPS VRコンテンツを体験することができた。

この記事では、「シアタールームVR」及び今回体験できた今後日本で発売予定の注目タイトルについて紹介する。

 

ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN

2019年1月17日に発売予定の「エースコンバット」シリーズ最新作。本作では、本編と別にPS VR専用のVRモードが搭載されており、「エースコンバット04 シャッタードスカイ」の主人公で、シリーズにおいて人気の高い「メビウス1」の視点で戦うVR専用の「VRミッション」が楽しめる。

今年9月に開催した東京ゲームショウ2018(TGS2018)ではVRミッションの1つ目を試遊できたが、今回の体験会では、その時とは異なる2つ目のVRミッションをプレイできた(TGS2018時の記事はこちら)。

 
今回のミッションでは、攻撃を受けている地上の味方基地から離陸し、空中戦に移行するという内容。以前体験したミッションでは空母から安全に発艦し、ともすれば空の景色を楽しむくらいの余裕があったが、今回のミッションではより緊迫感のある戦場の様子を体験した。

 

▲目の前で墜落する味方機、絶え間なく火を噴く自軍の対空砲、敵機の機銃掃射がすぐ前を通り過ぎるなど、離陸すら困難なほどの状況から飛び立つのは、VR視点で見るとかなりの迫力だ。

 

▲視界に映る計器類や、VRで再現されたコックピット視点は戦闘のリアルさ・迫力をより強く感じさせてくれる。

 

▲そして見事に危険を回避して離陸したのちには、敵戦闘機との激しい空中戦が待っている。

 
VRでプレイできるミッションは他にもあり、今回のミッションのような大迫力の演出がさらに楽しめるとなれば、ますます期待が高まる。VRミッションでは4種の難易度が選択できるほか、クリアランクの評価もあるので、演出だけでなくゲームとしても楽しめるようになっている。

また、様々な角度から戦闘機を眺められる「VRハンガー」や、自分で飛行メニューも組み立てられる「エアショー」、美しい世界を自由に飛べる「フリーフライト」などもVRで楽しむことが可能だ。本編ストーリーももちろんだが、ぜひVRでのパイロット体験も楽しんでみてほしい。

 
●タイトル概要
タイトル名:ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN
ジャンル:フライトシューティング
フォーマット:PlayStation 4 ※「VRモード」では、PS VR専用の新規ミッションがプレイ可能。その他のモードはPS VRに非対応。
PS VR対応/専用:対応
PS Camera対応:非対応
PS Move対応:非対応
発売予定日:2019年1月17日
価格:
・BD版 メーカー希望小売価格 7600円(税抜き、以下同)
・DL版 販売価格 7600円
・デラックスエディション 1万100円(ダウンロード販売のみ)
・初回限定生産盤コレクターズエディション 1万2400円(店頭販売のみ)
CERO:A

タイトル公式サイト:https://ace7.acecombat.jp/

 

みんなのGOLF VR

気軽にゴルフが楽しめることで人気のシリーズ「みんなのGOLF」の最新作。「みんなのGOLF VR」は、PS VR専用タイトルとなっており、また「PlayStation Move モーションコントローラー(PS Move)」に対応している。

PS Moveを使ってプレイすることで、家に居ながらもまるで実際にゴルフをしているかのように身体を動かして遊ぶことができる。「利き手」や「身長」など、より快適なゴルフ体験が出来るように様々な設定ができるのも特徴だ。

 
 
▲利き手設定で右打ち/左打ちを選択できるだけでなく、身長なども設定できる。(クリックで拡大)

 

▲プレイ中のイメージ。PS Moveを1本持って、実際にゴルフクラブを振るように動かしてボールを打つ。

 
実際に体験してみると、これがなかなかに難しい。振りの速さや方向によってボールの飛び方が変わってくるのだが、少し振る角度が悪いとあらぬ方向へ飛んでいったり、打つのが強すぎるとカップインできなかったりと、判定が割とシビアになっている。

 

▲実際に打つ前に「素振り」をしてパワーと方向を調整することができる。

 

▲打ち方が悪いと、ボールはとんでもない方向へ……。まっすぐ打つのがコツらしいが、これが結構難しい。

 

▲しかし上手く打てた時には、非常に気持ちよくボールが飛んで行ってくれる。VRならではの臨場感も相まって、かなり気分爽快だ。

 
プレイしてみた感想としては、1人でやるのももちろん良いが、例えば友人と集まってパーティーゲーム感覚でやるのも面白そうなタイトルという感じだ。マルチプレイには対応していないものの、交代でプレイしてスコアを競うというのも良いだろう。

「ナイスショット!」など声を掛け合いながらプレイしてみれば、より楽しめるのではないだろうか。

 

▲ちなみに本作では、プレイヤーのサポートをしてくれるキャディの「リコ」が登場。彼女はゲームのアドバイスをしてくれる他、ホールの合間には彼女とのイベントも。

 
●タイトル概要
タイトル名:みんなのGOLF VR
ジャンル:スポーツ(VRゴルフ)
フォーマット:PlayStation 4
PS VR対応/専用:専用
PS Camera対応:専用
PS Move対応:対応
発売予定日:2019年予定
価格:未定
CERO:審査予定

タイトル公式サイト:https://www.jp.playstation.com/games/mingol-vr/

 

Beat Saber

Steamでも人気のリズムアクションゲーム「Beat Saber」のPS VR版。両手に持った2本の剣で、音楽に合わせて流れてくるキューブ型のリズムアイコンを斬るユニークなゲーム性が特徴。

アイコンには矢印が描かれており、その向きに沿って斬らなければならない。また、青いアイコンは青い剣で、赤いアイコンは赤い剣で斬る必要がある。PS VR版では、PS Move2本を使ってプレイすることとなる。

筆者は本作を実際にプレイしたのは今回が初めてだったが、音楽にノッてリズムアイコンをスパッと両断していくのがとにかく爽快で、PC版で人気なのも大いに納得した。これはやみつきになること間違いなしだ。

 

▲プレイ時のイメージ

 
個人的な感想として、本作は実際にプレイしてみると、映像で見て予想していたよりも難しめに感じた。曲ごとに難易度は「Easy」「Normal」「Hard」「Expert」の4段階があり、今回「Normal」でプレイしてみたが、筆者は初見では曲の最後までプレイすることができなかった。

小刻みに配置されているリズムアイコンをそれぞれ別方向に斬らなければならなかったりなどの難しい場面では、咄嗟の判断を身体の動きに反映させるのがなかなか難しい。

またゲーム中、前方から流れてくる赤い壁をよけなければならないのだが、そのためには結構大きく身体を動かさなければならず、時にはしゃがんでかなり低めの姿勢をとったりしなければならないこともある。

当然その間もリズムアイコンは流れてくるわけで、壁を避けるのとアイコンを斬るのを同時に行わなければならないのは見た目以上に大変だ。

 

▲実際にプレイすると、思っていた以上に身体を動かす。ちょっとしたエクササイズにもなるかも……。

 
とはいえ難しすぎてイライラするといったことはなく、むしろやりがいある丁度いい難度という感じだ。経験を積んでいけば着実に進めるようになるし、慣れてきたらさらなる高難易度にも挑戦できる。リズムゲーム初心者から熟練者まで、多くの人が楽しめるだろう。

 
本作は、海外のPS Storeではすでに販売しているが、日本での発売日は未定。日本でのリリースが待ち遠しいタイトルだ。

 
●タイトル概要
タイトル名:Beat Saber
ジャンル:リズムアクション
フォーマット:PlayStation 4
PS VR対応/専用:専用
PS Camera対応:専用
PS Move対応:専用
発売予定日:未定
価格:未定
CERO:審査予定

タイトル公式サイト:http://beatsaber.com/

 

シアタールームVR

「シアタールームVR」は、VRによる映像シアター体験を実現する動画視聴アプリケーション。本アプリケーションを通じて様々なサービス・コンテンツを展開することを目指し、現在βテストを実施中である。「シアタールームVR」内では、映画やアニメ作品を視聴することが可能だ。

 
今回の体験会では、本日のアプリケーションアップデートで利用可能になる、新機能の「宇宙空間モード」を、一足先に体験することができた。

「宇宙空間モード」では、空間内で□ボタンを押すことでスクリーンが自分の真正面に固定されるようになっており、姿勢に関わらずスクリーンを自分の目の前に展開することができるため、「PlayStation Camera」の認識範囲内であれば寝ながら映像を楽しむことなども可能となっている。

 

▲メニューから宇宙空間モードを選択。

 

▲宇宙空間モードでは、シアターの周りの風景が宇宙空間になり、スクリーンの位置を調整できる。

 
自由な姿勢で利用できるのは、ディスプレイの置き場所を考えなくていいVRゴーグルならではの強みでもあり、よりリラックスした体勢で映像を視聴できるのは嬉しいところ。

また、VRの映画館環境でシートポジションや照明を自分の好みに合わせて変更できるなど、今回のアップデートでその他にも新たな機能が追加されている。ぜひ、新しい「シアタールームVR」を体験してみてはいかがだろうか。

 
PS Store:https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP9002-CUSA10125_00-THEATERROOMVR000

 
(TEXT by 高橋佑司)

 
●関連リンク
PlayStation 公式HP

 
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(C)Sony Interactive Entertainment Inc.

(C) 2018 Beat Games

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