VTuberの仕組みを実演!?「コンテンツ東京2019」新設のVTuberゾーンをレポート【VR企業編】

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4月3日〜4月5日までの期間、東京ビッグサイトにて「コンテンツ東京2019」が開催中だ。その第7回 映像・CG 制作展では、今回から「VTuberゾーン」を特設! 本稿では、VR企業5社で行われていた模様をお届けする。

 

株式会社 スパイス

株式会社スパイスのブースでは、モーションキャプチャシステムを使用して3Dのキャラクターがどのように動いているのか実演。

 

会場にはOptiTrackがセッティングされており、ある時間になると全身にキャプチャシステムを身に付けた二人組の女性が登場した。VTuberのみならず、3DCGのキャラクターのモーションをどう実現しているのか、その裏側がありありと伝わってきた。

 

 

▲フィンガーキャプチャシステムIGS CobraとOptiTrackを組み合わせることで、指の関節を含めた全身モーキャプを可能に。さらにヘッドギアに装着したカメラでフェイストラッキングも行える。

同社はOptiTrackの日本総代理店でもあり、「スプラトゥーン2 ハイカライブ」のモーション収録から制作までを手がけている。VTuber事業への納品事例も多数。

 

合同会社 ライブカートゥーン

モーションキャプチャーを利用したVTuberシステム「KiLA」を開発した、合同会社ライブカートゥーンのブースでも画面と連動してキャラクターを動かすデモンストレーションを行っていた。こちらは決められた時間ではなく、常時その模様が見られる。

 

虹河ラキちゃんや琴吹ゆめちゃんなどの著名なVTuberも使っているらしく、そのクオリティは確かなものだった。

 

 

PXR 合同会社

PXR合同会社は、KAWAII JAPAN 株式会社と提携して行っている「projectNES」を展開していた。こちらはリアルとバーチャルを交差させるプロジェクトとなっている。要約すると、制作したキャラクターで仮想世界ではVTuberとして、現実世界ではコスプレイヤーとして活動するというもの。

 

 

KAWAII JAPANはCOSPOというコスプレイヤーのサポート&写真投稿アプリを運営している企業。ブースでは同社に所属するコスプレイヤーがキャラクターたちに成り切っており、一方でVTuberとしてのデモンストレーションも行っていた。このような取り組みをPXR合同会社は共同で今後も行っていくとのことだ。

 

上の写真は、今回のために作成したVTuberのデモ。

 

Crico 株式会社

バーチャルキャラクターを100体以上制作した実績を持つCrico株式会社。2000名以上登録のクリエイターが高いクオリティでさまざまな課題を解決してくれる。

 

クリエイターの中には、プロ脚本家、放送作家まで在籍しており、台本制作まで対応し、運営などの細かなところまでサポート。株式会社ZIZAI(DUO)のバーチャルアプリ「IRIAM」にも提供している実績も。

 

 

株式会社 ソリッド・キューブ

モーションに力を入れている株式会社ソリッド・キューブでは、取引してきた案件を事例として紹介していた。VTuberとして活動する「プロジェクト東京ドールズ」のヤマダなどなど、さまざまなキャラクターのモーションを担当している。

 

 

 

 
(文 聖☆あべさん/編集 花茂未来
 

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