【Steam】今週の新作VRタイトルはこれだ！ 5月10日(金)号

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PC向けコンテンツ配信プラットフォーム「Steam」にて、今週発売のVRゲームを一覧でほぼ毎週金曜日にお届けする本コーナー。新作の中から筆者が個人的に気になる注目タイトルも併せて紹介していきたい。

5月3日から5月10日の期間に発売したVR対応／VR専用ゲームは11本。

今週は、日本人にもなじみ深いアジア的な世界観のホラータイトル「瞳：祈愿 VR / Pupil: Wandering VR」や、ユニークなゲームルールを持つマルチプレイ対戦VRゲーム「TAG WAR」などが主な注目タイトルとなっている。

空を飛ぶ鳥のような視点を体験できるカジュアルなアクションゲーム。VRコントローラーを使って、鳥のように羽ばたくことで高度を調整し、コース上に配置されたパイプの間を潜り抜けてどこまで行けるかに挑戦する。自分の周りに飛んでいる他の鳥たちを多く引き連れ、パイプの間を潜り抜けることで、スコアを伸ばし、グローバルリーダーボードでハイスコアを目指す。

アジア風な世界観の、幽霊との戦いやパズルをクリアしながら進んでいくVRホラーアドベンチャーゲーム。手に持った「Moon Lantern」と呼ばれる提灯は、暗い道を照らすだけでなく、霊との戦いや、隠されたアイテムなどを発見するヒントにもなっており、これを使って物語を進めていく。PS VR版も販売されているが、Steamでは現在ストーリーの一部が実装された早期アクセスでの提供で、価格が抑えられている。Steam版ではPC、VR両方に対応予定で、続きのストーリーは今後実装予定。

岩や星など、音楽に合わせて飛んでくるオブジェクトを壊していくリズムアクションゲーム。破壊するオブジェクトだけでなく、飛んでくる武器をキャッチして装着することもできる。プレイヤーのMP3ファイルを使用してゲームをプレイすることも可能。

非常にユニークなルールを持った4vs4マルチプレイ対戦ゲーム。プレイヤーは、両手に持ったスキャナーで、ショッピングセンター内のバーコードをスキャンすることで、チームの「経費」が加算されていき、最終的により多くの経費を獲得したチームが勝利となる。バーコードをスキャンすると、銃などのアイテムを手に入れることができ、それによって敵プレイヤーを攻撃することも可能。敵を倒せば経費が加算されるほか、敵に近づいて敵をスキャンすることでも経費を稼ぐことができる。現在は早期アクセスで、後にマップの追加などを予定している。

VRの一人称でプレイするアイスホッケーシミュレーションゲーム。クロスプラットフォームのオンラインマルチプレイで、2〜4人で遊ぶことができる。現在早期アクセスで、今後ゲームモードの追加やゲームプレイの調整、試合に参加できるプレイヤー数の増加などを予定している。

その他の今週発売VRタイトル

来週発売の注目VRゲーム

ロボット探偵「Mr Hackjack」となって、Jazzyなロボットたちの世界で謎を解いていくVRアドベンチャーゲーム。様々な探偵ツールを使って、ドアを開けたり、ロボットの脳をハックしたり、ステージに隠されたヒントを探したりしながら、事件を解決してロボットの世界で名探偵を目指していく。日本語にも対応しているタイトル。

近未来、地上の環境汚染から、深海資源と生命体について研究するために海底に建設された施設、「Bethesda」を舞台にしたサバイバルアクションゲーム。突如連絡が途絶えた「Bethesda」に乗り込み、海底のモンスターたちとの戦いを繰り広げる。銃やソードなど、使う武器をシームレスに切り替えながら、迫りくる大量の敵やボスとの戦いを楽しめる。

 
（文　高橋佑司／編集　花茂未来）

 
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