360°写真から簡単に計測&図面作成できるソフト「PanoMeasure2 standard版」6/30リリース
写真計測技術開発を行うズームスケープは、「PanoMeasure2 standard版」を6月30日にリリースする。「2015年度RICOH THETAデベロッパーズコンテスト」でアプリケーション・ユーティリティ部門賞を獲得したWindows対応ソフトウェアで、THETAで撮影した360度パノラマ画像から、簡単に広範囲の寸法計測や3次元図面作成ができる。
THETAのようなワンショットパノラマカメラの画像に限らず、PTGuiやHuginで合成した全周パノラマ画像からも寸法計測や図面作成が可能。必要な作業は基本的に写真を撮るだけになるため、天井裏や床下といった人が直接計測し難い場所でも手軽に計測作業が可能となる。
撮影した画像をPanoMeasure2に取り込むと、360°の画像をマウスや指先でシームレスかつ直観的に確認できる。作成した3次元図面のデータは、AutoCADなどのCADソフトで取扱い可能なDXF形式やCSV形式で出力することも可能だ。
公式サイトでは現在、デモ版がダウンロード可能。6月30日に正式版にあたる「PanoMeasure2 standard版」が発売開始となる。以降、より精度の高い計測が可能な「professional版」や「stereo版」のリリースを予定しているとのこと。
●PanoMeasure2 standard版
・発売日:6月30日
・価格:60000円
→リリース記念キャンペーン価格 49800円(9月30日まで)
・対応OS:Windows 7 / 9 / 8.1 / 10
※古いPCでWindows10にアップグレードした場合は注意事項あり
●関連リンク
・PanoMeasure2 ウェブサイト
・ズームスケープ ウェブサイト