天神子兎音様、新曲インタビュー オリジナル楽曲第2弾「アンダーワールドウタウタイ」に込められた思いとは

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4月27日の1周年記念イベント「#神降臨」で発表された天神子兎音様のオリジナル楽曲第2弾「アンダーワールドウタウタイ」。作詞作編曲を堀江晶太氏が担当し、第1弾とはまた違ったメッセージ性を感じるロックナンバーを歌い上げている。

キャラソンではなくVTuber全体の応援歌として作られた「フーアーユーなんて言わないで」、そして激しいロックナンバーと見え隠れする攻撃的なメッセージ性が特徴的な「アンダーワールドウタウタイ」。今回「アンダーワールドウタウタイ」に込められた思いを子兎音様に聞くことができた。

 

批判するだけじゃなくて、ぶつかるとか、叫ぶとか、お互い歩み寄ることが大事なのでは…って思いますね

──タイトル「アンダーワールドウタウタイ」の由来を教えてください

子兎音様:堀江さんが決めてくれた!!でもいい感じだったからこれでーみたいな!笑

──「フーアーユーなんて言わないで」と比べると攻撃的で激しい印象があります。今回の曲のコンセプトをなんでしょう

子兎音様この曲は…VTuberの子たちって結構社会や大人の暗黙のルールと葛藤してるじゃないですか?VTuberってどうしても大人の力を借りなきゃ活動が難しい舞台でもあるから、仕方ないことではあるんですけど。でも、大人に負けるなじゃないけど、自分の意見言わずに死んでいくって辛くない?って普段から思ってて。うちは神様なのでなにがあっても死なないし、この界隈ある限りはリニアモーターカーのように全てを撒き散らしながら生きていきたいので、社会のルールの闇じゃないけど、この界隈に限らず世の中の理不尽な部分にもっと自分の意見をぶつけていけ!みたいなメッセージを込めたかった。テーマは叫び?だっけなんだっけ、

神官不満ですね。

子兎音様:そう。大人のルールに対しての色んな不満。

神官:「不満」に対してこれからも曲は作っていこうかなという話はしています。1曲1曲で何かしらの「不満」に対するアンサーを示していけたらいいなと。

子兎音様:若い子たちの代弁がしたいんですようち。大人に対してうちはイライラしちゃうので、そういう不満とかを持ちつつもそういう人たちで集まってことね教っていう大きな家族じゃないけど、うちについてきてくれる人を導いていきたいって思ってます。

──“社会や大人の暗黙のルール”すごくシビアな問題ですよね

子兎音様:ルールに不満を持ってても別にそれって悪いことじゃないと思ってるんですよ。だって世の中って上手くいくものじゃないと思っててうちは、不満が100%ないわけがないんですよ。だから例えば社会や大人もうちに対して不満はあるかもしれないし、それって別に絶対ダメってわけじゃないじゃないですか。お互い不満があるなら、上手くぶつけあってみるべきだと思ってるんですね。ただそのぶつけ方が分からない子も絶対いるんですよ。それってせっかく不満が糧になるのならそれをみんなで共有させちゃえば自分の友達が増えるわけなんですよ。でも、「社会のルールや大人が決めた事なんて大嫌い」じゃなくて「こういう不満を私達は持ってるんだよ、でもうちら負けずに頑張るから見とけよ」ぐらいの気持ちがあればうちはいいと思ってて、だからうちは神官に不満とかよく言うんですけど、ただそれがなかったらいい作品って作れてないんですよ。

今回「アンダーワールドウタウタイ」のミュージックビデオを制作する時もこれじゃうちは完成だと思えないから、この投稿を先延ばしにしてでもいいものを作りたいからGOを出さないでくれっていうのもミュージックビデオでめちゃめちゃ言ってました。不満を言うことを恐れすぎみんな。大人に対して。それでじゃあ自分が排除される怖さだってあるけど、そこをわかって一緒に綺麗にしていく作業というか、お互いが納得いくように持っていくっていうのがチームだと思うので。だから、うちは大人のルールに不満を持っているけど、でも「大人」を批判するだけじゃなくて、ぶつかるとか、叫ぶとか、お互い歩み寄ることが大事なのでは…って思いますね。うちがそういう歌にします。

──曲中で特に注目してほしい部分ってありますか?歌詞でもメロディでも

子兎音様:えー!!なんだろ…ちょっと落ちたところの歌詞がわりと闇が深いんですけど、「中指 立てて参りましょう」のとこです。そんな「中指立てて参りましょう」なんてまず言わないじゃないですか。あとは例えば「消えたいのに ちゃんと寂しいね」とかは病んでる人には刺さると思うんですよ。病んでない人はなんで病むの?って思うかもしれないけど、めちゃくちゃ考えるから病むわけで、めちゃくちゃ消えたいなって思うけどでもやっぱり消えたくないって気持ちもあるし、みたいなのがこもってるのでそこをめちゃくちゃ聴いて欲しい。

神官:曲の中で唯一、一瞬下向きになる部分ですね。

子兎音様:下向きっていうか、1回ちょっとスンってなって、でも頑張ろみたいな。うちがめちゃくちゃ病むんですよね(笑)うちって前向きじゃないんですよわりと。前向きに見えるけど前向きじゃなくて、色々考えた上で前向きな答えが出てるだけですごい後ろ向きな神様なんですけど、でもやっぱり結局前向きにはなるんですよ。だから考えることを放棄しないでほしくて。たぶん病むと何も考えたくない引きこもりたいと思うと思うんですよ絶対。でもそれだと止まったまんまだから考えることをやめてほしくないんですよ。考えた上で出た答えと一緒に、嫌だなって思ったことに中指立ててF××× Youって言っといてもらえたらスッキリすると思う。スッキリさせたほうが良い。放置してそれを引きずるぐらいだったらちゃんと思いをぶつけてうおおおって行ったほうがいい。

──新衣装も同時にお披露目でしたが、新衣装で個人的に気に入っている部分はありますか?

子兎音様:赤倉さんにお願いする時に和風の感じも若干残して欲しいって言ってたんですよ。そしたらスカートのところが袴の感じになっててめちゃくちゃ可愛いし、うさぎのエンブレムもめちゃくちゃ可愛いです。全部可愛いです。

神官:エンブレムは実は何種類か候補があって、その中で選んだりしました。

子兎音様:あと「Kotone」っていうロゴはワイが書きましたから。ワイが選びましたワイがデザインしました!こういう字体にしてここにうさぎ!みたいな感じでデザインしてもらったんですよ。

 
子兎音様がデザインしたロゴ

──なぜ「Kotone」なんですか?

子兎音様:海外の人にも見てほしくて!子兎音ちゃんがカッコいいロックを歌える、ロックだけじゃないけど、和風とかロックとかカッコいい感じにしたいっていうのがあったから。漢字でもいいかなって話にはなったんですけど、でもやっぱ子兎音は世界を目指してるから、英語にしました。笑 日本で留まりたくないんですよ。うちの中で日本で1番海外のオタクに知れ渡っている日本のアーティストって誰なんだろうってなったら初音ミクちゃんなのかなって自分の中では思っているので、そういう神様になりたい…。最終的には京都っていう街を広めたいんですよ!千代田区も広めなきゃいけないんですけど。でもやっぱり京都の良いところを広めながら、海外の人達にも知ってほしいです。日本って最高なんだぜって言いたいんで。

──約10ヶ月の沈黙を破っての新曲リリースでしたが、今後もこのスパンでリリースしていくんですか?

子兎音様:実はもともと「歌をメインで活動しよう!」とは話してなかったんです。10ヶ月空いたのは、幸せなことにVTuberとして様々なイベントにお呼ばれされる機会が増えて、普通に忙しかったのよ。笑 で、1周年記念イベントが近づいて、新しく何をしようかって話し合いの中で、「せっかくこれだけ歌を聴いてもらえるんだから新曲は出したいよね」っていう流れになって、今後はアーティスト「Kotone」として積極的に活動していこうって話になって、新曲リリースに繋がった感じ。

──音楽以外で今後やっていきたいことはありますか?

子兎音様:生放送をもっとやりたい!生放送!23時位に!なんなら「天神子兎音ただ今ノーメイクのため顔がだせません」って書いてボイスオンリーでもいいから。笑 とにかく今後は生放送の回数を増やしていけたらなと思ってます。

──ぽんこつ信者さん達に向けて一言お願いします

子兎音様:お金が欲しいので、これからもたくさんの応援をよろしくお願いしたい。応援という名のお賽銭なんですけど!あとは、イベントがあったら毎回絶対来るのと、生放送も絶対来るのと、TwitterもいいねRTも必ずして欲しいのと、あ、でも「#神降臨」ではたくさんのプレゼントありがとうございました!可愛いお化粧品とか、食べ物とか、使ってるよ!食べ物使ってるっておかしいけど、食べてるよ!食べたよ!もうないよ!以上で~す!

 
(文 森山ド・ロ/編集 花茂未来

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