映画「サマーウォーズ」とVRoidモバイルがコラボ 自作の3DアバターでOZワールドを歩ける
ピクシブは4日、同社が7月にリリース予定のスマートフォンアプリ「VRoidモバイル」と10周年を迎える映画「サマーウォーズ」がコラボして、特別企画「SUMMER WARS OZ on VRoid powered by pixiv」を開催すると発表した。VRoidモバイル上で、自分が作った3Dアバターを使い、バーチャル世界「OZ」(オズ)の世界を体験できる。
4日からフランス・パリにて開催している「Japan Expo」にて、スタジオ地図×ピクシブの共同ブースを出展して本企画のデモ映像を上映する。
VRoidプロジェクトは、誰もが自分の3Dキャラクターを持ち、キャラクターを使った作品作りやVR/AR空間でのコミュニケーションを楽しめる環境を多くの人に届けることを目的として始動した3Dキャラクター事業。絵を描くようにキャラクターが作れる無料3Dモデリングツール「VRoid Studio」や、3Dキャラクターを投稿して各種VR/ARコンテンツでアバターとして利用できるサービス「VRoid Hub」などを提供している。
今後は「サマーウォーズ」公開10周年のメモリアルデーである8月1日に向けたイベントや、参加者へのプレゼントも用意しているとのこと。
●VRoidプロデューサー・清水智雄 コメント
映画「サマーウォーズ」に登場する人々は、現実世界の姿にとらわれない個性豊かなアバターで仮想世界「OZ」を飛び回り、日々の生活をのびのびと楽しんでいます。
「OZ」は、現在AR/VRに携わる者にとっての夢であり、進むべき未来への指針でもあります。「誰もがお気に入りのキャラクターを持ち、どこへでも行ける・遊べる」体験を提供する「VRoid」のサービス群は、そんな未来を実現するために必要不可欠な存在だと確信しています。
あの夏から10年。OZの世界をVRoidが再現する本企画を通して、ぼくらが思い描いてきた未来の可能性を、多くの人に感じていただければ嬉しいです。
●スタジオ地図プロデューサー・齋藤優一郎 コメント
「サマーウォーズ」OZの世界にようこそ。今年、「サマーウォーズ」が10周年を迎えるにあたり、pixivが仮想世界OZを作ってくれました。pixivには、世界中から多くの絵を描く人々、新しいものを生み出す人々が集い、コミュニケーションを通してまた新しいものを生み出していくSNSの世界です。
「サマーウォーズ」はアニメーションであり、沢山の絵の連なりで作られています。仮想世界OZを体験した後は、是非、沢山の方々に絵を描いて頂き、その絵を通して、「サマーウォーズ」OZの世界を、沢山の方々に楽しんで頂けると嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します。
●関連リンク
・VRoid Studio
・VRoid Hub
・「OZ on VRoid powered by pixiv」特設サイト
・「サマーウォーズ」10周年公式サイト
・スタジオ地図公式Twitter