ドワンゴ、11/1にサテライトスタジオ「ハレスタ」を池袋にオープン ニコファーレ・ニコニコ本社は7月で終了
ドワンゴは22日、11月1日より東京池袋の東京建物Brillia HALLにサテライトスタジオ「ハレスタ」をオープンすると発表した。11月1日には記念セレモニーを行い、2、3日には多数のゲストを招いたこけら落としの記念イベントを開催予定だ。
同時に、2011年夏より運営している六本木の「nicofarre」(ニコファーレ)と、2014年に原宿から池袋P`PARCOに移転オープンした「ニコニコ本社」が7月末日で営業終了することも明らかにしている。
東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)は、2020年夏にグランドオープン予定の新複合商業施設「Hareza池袋」に設けられ、今年11月に先行オープンするイベント施設。ミュージカルや伝統芸能を公演するホールや、アニメ・サブカルチャーを楽しめる空間など8つの劇場を備えている。
ハレスタは、「『リアルとバーチャルの融合』を掲げ、『国際アート・カルチャー都市』池袋から日本のポップカルチャーを世界へ発信するリアルプラットフォームスタジオ」という位置付けで、この東京建物Brillia HALL内にオープンする。
過去にスタジオ技術や演出で蓄積してきた制作ノウハウを集約し、先端技術とインターネットを駆使したバーチャルキャラクターによるライブパフォーマンス、アニメ・ゲーム関連のステージイベントなど幅広いコンテンツを発信していく。
バーチャルキャラクターの出演に際しては、遠隔からのリアルタイムモーションキャプチャーをスタジオへ反映する生放送にも対応。高繊細LEDも用意し、リアル空間でのアニメ・バーチャルキャラクターの世界観を表現する演出を支援してくれる。その際のネット配信は、niconicoに限らず他社配信プラットフォームとIP(権利者)を結びつけるマルチプラットフォーム配信形式を採用するとのこと。
バーチャルキャラクター以外でも、2.5次元俳優やアイドル、声優、アーティストなど、様々な出演者に会える場としてバラエティーに富んだ出演者プログラムを連日編成していく。
スタジオ内外の壁面には、幅8×高さ5m超で250インチの大型LEDパネル「ハレスタLEDビジョン」を設置し、ニコニコ生放送やコメント、広告などの映像を映し出せる。
●施設概要
・名称:ハレスタ
・所在地:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-19-1 東京建物Brillia HALL1/2F
・営業時間:9:00~22:00 ※時間外での利用相談可
・延床面積:118.90平方メートル(1F 75.02平方メートル/2F 43.88平方メートル)
・サテライトスタジオ:23.98平方メートル
・控室:1F 1室 :8.5平方メートル
●ハレスタLEDビジョン
・正面入り口:上部6.6mmピッチ H3.2m×W5.6m(250インチ)
・2F LEDウォール:8mmピッチ H2.4m×W8.6m/1F LEDウォール 6mmピッチ H5m×W8.6m
・スタジオ内LED:2.6mmピッチ H2.5m×W4m