最大賞金2000万円のロボットコンテスト「Japan Innovation Challenge 2016」テーマは災害支援
トラストバンクは、地域活性とロボット関連技術の発展・製品化を目的として、10月17日~28日に北海道内山林にて開催予定のロボットコンテスト「Japan Innovation Challenge 2016」に協賛すると発表した。山でロボットやドローン使用した救助活動を想定した災害支援をテーマに3つ課題を設定。最大賞金は2000万円。
コンテストは、ドローンや産業用ロボットの活躍が期待される中で、特に活躍を期待したい3つの分野「災害対策」「障がい者支援」「高齢者支援」で具体的な課題を設定。日本国内におけるロボット関連技術の発展や製品化の加速や、対外競争力の強化につなげる。今回開催される「災害対策」分野におけるコンテストの開催地は北海道内の山林のを予定しており、人の交流促進による地域活性化も狙いとなっている。
山での遭難事故におけるロボットによる救助活動を想定したこのコンテストでは、3つの課題それぞれにおいて最初の達成者に賞金が授与される。3つの課題と賞金は以下の通り。
●Japan Innovation Challenge 2016 課題と賞金
1. ロボットによる遭難者の「発見」
遭難者に見立てたマネキンを発見し、位置情報(緯度経度)と写真を取得する。賞金は50万円。
2. ロボットによるレスキューキットを持っての「駆付」
レスキューキット(無線機や毛布等を想定した重さ10kgの箱状で主催者より貸与される)をマネキンの周囲3m以内まで運ぶ。賞金は500万円。
3. ロボットによる遭難者の「救助」
マネキンを収容し、スタート地点から10m以内まで搬送する。賞金は2000万円。
●Japan Innovation Challenge 2016 開催概要
・開催時期:10月17日~10月28日(期間内の平日に実施、初日参加必須)
※最終課題の達成、もしくは天候により早期打切りとなる場合あり
・会場:北海道上士幌町町有林
・参加事前登録締切:10月14日0時
・主催:Japan Innovation Challenge 2016実行委員会
・後援:内閣府 地方創生推進事務局、国土交通省(予定)
●関連リンク
・Japan Innovation Challenge 2016 ウェブサイト