Kudan、約200万ドルの資金調達を実施 英・Kudan Limitedが成長する日本市場を見据えて
Kudanは、複数の個人投資家より総額約200万ドルの資金調達を実施したと発表した。英・Kudan Limitedの提供するKudan Engineの技術イノベーションの加速と、VRやARへの注目と期待の高まる日本市場における成長・強化が狙いだ。
Kudanは、スマートデバイス向けのVRやARのエンジンとプラットフォームを開発・提供する英・Kudan Limitedが設立した日本法人だ。欧州では、Moma AwardsやThe Webby Awardsなど数々の賞を受賞。IKEA、PEPSI、View AR、Audi、Dyson、BBC、e-Bayといった大手企業にARエンジンの供給を行っている。
VRとARの活用は、産業分野、建築・不動産分野、教育、医療、エンターテイメント、プロモーションなどに多岐に渡り期待される。英・投資銀行のDigi-Capitalによると2020年には、VR市場は300億ドル、AR市場は900億ドルのマーケットになると予測されているという。
今回の資金調達で、Kudan Engineの技術イノベーションを加速させ、グローバル市場への展開の一環としてVRとARへの注目・期待が高まる日本市場をターゲットとした成長を強化させたいとしている。
●関連リンク
・Kudan Limited ウェブサイト(英語)