NTTドコモと三井不動産は、スマートトイを扱うポップアップストア「NEW POINT×THE-ST」を、3月18日〜 4月5日の期間限定で三井ショッピングパークららぽーとTOKYO-BAYにて開催すると発表した。
●特設サイト 特設サイト https://the-st.com/newpoint
本ストアは、ドコモが開発を進めているRaaS(Retail as a Service)ソリューション「THE-ST」(ザスト)と、D2Cブランドのデジタルとリアル両面の取り組みをサポートする三井不動産のブランド支援プロジェクト「NEW POINT」の強みを掛け合わせたもの。商品を自由に試し、スペックや口コミだけではわからない魅力が体験できる新たなおもちゃ選びを提供するという。主な特徴は下記の3点。
- 生活者のシーン毎にテーマを設けブランドをキュレーション
- リアルとメタバースの2つの空間で深いブランド体験を提供
- オンラインとオフラインの生活者行動から顧客インサイトを分析
■RaaSソリューション「THE-ST」について
昨今、小売業界ではDX化がより求められている一方で、生活者は商品を実際に使用あるいは触ってみたい、企業は生活者との直接的接点を持ちたいなど、両者ともにリアルへの強いニーズを持っています。こうした背景を受け、ドコモは、生活者により深い商品体験を提供し、企業にはオンライン・オフラインの購買行動を可視化する「体験型店舗」を実現するRaaS領域の新たなソリューションとして「THE-ST」の開発を進めています。
本ソリューションは、クラウドカメラを利用して店内環境をDX化し、オンライン上の購買行動と組み合わせた分析が可能です。さらに、店舗をバーチャルに再現したメタバース空間はアバターを自由に動かしながら商品を探したり、解説映像を見たり、非現実空間ならではの演出を楽しめるなど、ゲーム要素を交えて商品理解を深められる機能も有しています。なお、本ソリューションは、今回の取り組み結果なども踏まえながら、商用提供を目指してまいります。
■ブランド支援プロジェクト「NEW POINT」について
本ストアは、三井不動産が展開するD2Cブランド支援プロジェクト「NEW POINT」と「THE-ST」による共同企画です。
「NEW POINT」はこれまで生活者のシーンに合わせブランドをキュレーションし、オフラインとオンラインで生活者とブランドが深く交わるような場を創出してきました。感性を共にするブランドが集うSNSやリアルの場に、店舗づくりのノウハウや什器、販売スタッフをシェアできる仕組みを掛け合わせて、ブランドのファンづくりをデジタル・リアル両面で総合的にサポートしていきます。
■ポップアップストア「NEW POINT×THE-ST」について
本ストアでは、生活者(体験者)は専用のWebサイトから商品を検索し、店舗での体験を予約のうえ、店舗で商品を体験し気に入ればD2Cサイトなどで購入ができます。店舗では全7種類の「スマートトイ」を30分間自由に試すことができます。また、店内に設置した端末からアクセスできるメタバース空間では自由に動き回りながら商品情報を視聴し、楽しみながら商品理解を深められます。
「スマートトイ」は、プログラミング教育の推進という観点で注目を集めており、生活者からの購入前体験を求める声が大きく、メーカーにも、実際の子どもの反応や保護者のインサイトを知りたいというニーズがあることから、今回取り扱うことになりました。
本ストア開催を通じ、ドコモは「THE-ST」のサービス性を検証し、三井不動産は「NEW POINT」の支援メニューの拡充性を検証します。ドコモと三井不動産は、本取り組みを通して、リアルとオンラインの2つの空間で味わうことができるおもちゃ選びの新体験を提供します。
・Instagram:https://www.instagram.com/newpoint_pj/
●関連リンク
・NTTドコモ プレスリリース