株式会社バンダイナムコエンターテインメント(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮河恭夫)は、「IP(キャラクターなどの知的財産)メタバース」の構築 および 新たなエンターテインメントの創出を目指し、それらの実現に向け、意思決定のスピードを加速させるため、スタートアップ投資ファンド『Bandai Namco Entertainment 021 Fund(バンダイナムコエンターテインメント ゼロトゥワン ファンド)』を新たに立ち上げました。
■『Bandai Namco Entertainment 021 Fund』立ち上げの背景・目的
当社はこれまでも、「長く深く遊べる良質なコンテンツ」と「多彩なエンターテインメント」を世界中のお客さまにお届けすることを基本方針とし、ゲームに閉じないさまざまなエンターテインメント事業に挑戦してまいりました。さらに、Web3.0の到来とメタバースの進展を見据え、さまざまな分野のスタートアップ企業との資本業務提携も積極的に行っております。その取り組みを通じて、スタートアップ企業とともに発想力と実行力を持ちながら、まだ見ぬ新しいエンターテインメントを創り上げていきたいと強く感じるようになりました。
また、バンダイナムコグループは、2022年4月からグループの最上位概念となるパーパス「Fun for All into the Future」を制定し、バンダイナムコとファンが「夢・遊び・感動」を通じてつながることを実践していきます。
このパーパスのもと、同月からスタートした中期計画では、IPでファンとつながるための新しい仕組みとしてIPごとのメタバース開発に着手し、その開発を先導する当社は、その実現に向け、あらゆるパートナーとオープンに協業してまいります。『Bandai Namco Entertainment 021 Fund』を通じて、当社がこれまで培ってきたIP軸戦略やそのノウハウと、スタートアップ企業の強みを掛け合わせることで、「IPメタバース」の構築 および 新たなエンターテインメントの創出を目指してまいりますので、今後も当社の取り組みにぜひご期待ください。
■『Bandai Namco Entertainment 021 Fund』3つの投資戦略
【創り出す ~エンターテインメントを創り出す~】
新しい時代には新しい形のエンターテインメントが生まれ、人々も新たなエンターテインメントを求めるようになります。その中で新しい技術を活用し、既存のエンターテインメントの強化・拡張を行う取り組みへ、または全く新しいエンターテインメントを生み出す取り組みへ、それらを加速するための投資を行います。
【届ける ~エンターテインメントを届けて、人々をつなげる~】
エンターテインメントが新たに生まれても、適切に世の中の人々に届けなければ、エンターテインメントと人々のつながりを創り出すことができません。エンターテインメントを生み出す人々と、楽しむ人々を適切につなぐために、エンターテインメントを届ける技術・活動に投資を行います。
【つながる ~エンターテインメントとのつながりをより熱く、より強くする~】
近い将来、個人の活動領域は、メタバースなどの普及によってバーチャル空間でより活発化していくと考えられます。その中で、エンターテインメントと人々のつながりをより熱く強くするための活動に投資を行います。
■『Bandai Namco Entertainment 021 Fund』概要
・主な投資対象:国内外のブロックチェーン、VR/AR/xR、AIなどの技術を活用したエンターテインメントに関連するプロダクトやサービスの提供、また、メタバース、Web3.0関連の事業を行うスタートアップ企業など
・投資対象ステージ :プレシードからレイターステージまでの幅広い成長ステージの企業を対象とする
・投資規模:年間10億円(3年間で30億円)程度の出資を想定
・チケットサイズ:数千万円~5億円
・公式ホームページ :https://021fund.bn-ent.net/(日本語)・https://021fund.bn-ent.net/en/(英語)
バンダイナムコエンターテインメントは、バンダイナムコグループのパーパス「Fun for All into the Future」のもと、世界中の人々に楽しさと感動を届け、未来に向かって笑顔と幸せを追求してまいります。
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