伊藤忠インタラクティブ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:市橋 典幸、以下 IIC)はフェンリル株式会社(本社:大阪市、最高経営責任者:牧野 兼史、以下 フェンリル)と、低コストで簡単に、Virtual Reality(VR)空間を構築できるウェブサービス「VR VENUE」のサービスを2月にリリースしました。
同サービスを活用し、コンバースジャパン株式会社(代表取締役社長 小西 啓司、以下 コンバース)プレス各社向け展示会VR空間を開発、リリースいたしました。
参考:コンバースジャパン社プレス向け空間
■ プレス向けVRイベント空間について
コロナ禍で全国的にリアルイベントの開催が難しくなっている状況が続く中、VRを含む、非対面で商品紹介を行う施策を検討されていた為、「VR VENUE」をご提案する機会をいただきました。
「VR VENUE」の安価で自由な空間構築が可能な点、来場者とのコミュニケーションがとれる点と、柔軟な機能開発体制を評価していただき、同サービスを採用いただく事となりました。
取り組みに当たっては、事前にヒヤリングのお時間をいただき、バイヤー向けの展示会などの多くの関係者に向けたイベントと同様、各プレス記者様に商品をご案内するイベントも開催されることを伺い、以下の内容で企画・開発を行わせていただきました。
1. スタッフの皆様&来場者へコンバースの靴を身に着けたコンセプトアバターをご用意
まずは、スタッフ様のお写真をいただき、アバターを作成させていただきました。併せて、感度の高いプレス関係の来場者様向けに、コンバースでのコーディネートやファッションの楽しさをイメージいただけるようなディテールを持った、来場者用のアバターをデザインさせていただきました。もちろん足元はコンバースのオールスターです!
空間にアクセスした皆様は、気に入ったアバターを選んでゲーム感覚で空間内に来場いただき、会場では、見覚えのあるスタッフ様がアバターになって出迎えるという、やわらかいコミュニケーションが生まれる仕掛けをご用意いたしました。
2. 「CONVERSE PRESS ROOM」を再現&VRならでは拡大施策
空間のデザインは原宿キャットストーリートにある直営店、「White atelier BY CONVERSE」の2階部分を利用したコンバース プレスルームをデザインさせていただきました。来場者は最初、プレスルームを正面に見る通りに現れ、桜をイメージした木々が続く道をあるいてたどり着くUXとなっております。
CADデータをご提供いただけた為、1か月も掛からずに製作が完了し、実際の空間を2倍に広げた空間を構築するなど、現実の空間では出来ない、VRならではの施策をいろいろとご一緒させていただきました。
3. デジタルならではのインタラクティブな機能開発
来場者様は、店内の商品をクリックすると商品の説明が右部に表示されます。リアルで訪れた時のように、来場者は自身の見たい商品を、主体的に確認することが出来ます。スタッフは、来場者様がクリックしている情報を、バックグラウンドで確認することができ、来場時同様に、複数の来場者様の行動を確認しながら接客を行うことが出来ます。
また、VR空間なので、一度制作した同じ空間をいくつでもコピーが可能になります。その利点を活かし、来場したプレス各社毎に専用のVR空間をご用意、ご提供しました。各社からの来場者様は、期間中はどこからでも、何度でも、24時間好きな時に、プレスルームに再来場が可能です。
現実の世界では絶対出来なかった、空間の新しい活用法をご提案させていただきました。
■ コンバース担当者様コメント
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操作についての懸念もありましたが、お客様とのコミュニケーションもきちんととることが出来、楽しんで商品をご覧いただくことが出来ました。今後も有効的に活用してまいりたいと思います。
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今回コンバース様に採用いただいた、「VR VENUE」は、WEBブラウザで従来のホームページと同じ感覚でアクセスできるVR空間を、簡単に低価格で、企画・開発・運用までワンストップで提供するサービスです「VR VENUE」を活用し、今後も様々なお客様のニーズに合わせた、空間、サービスの開発に努めてまいりたいと思っております。ご興味を持っていただいたご担当者様は、下記の連絡先へご連絡をいただけますと幸いです。