懐かしい90年代の空気がVRで味わえる「シオンドライブイン」

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バーチャルライフマガジン

道の駅やコンビニにその存在を取って代わられ、最近では殆ど見なくなってしまったドライブイン。

え?ドライブインって何かって?
…それはさておき、当時を生きた人には懐かしい、ミレニアム世代の若者にとっては90年代の雰囲気を体験できる、そんな注目のVRChatイベントを紹介しましょう。

80~90年代のあの頃を再現『シオンドライブイン』

隔週日曜日21ː00~22ː00にVRChatで開催されているイベント『シオンドライブイン』
こちらのイベントは90年代初頭のドライブインをイメージした店舗型VRChatイベントです。

ドライブインとは何かをざっくり説明すると、道沿いにある、駐車場を広く取った食事処兼休憩所のような場所を言います。

1980年代から90年代にかけて日本がバブル期でウハウハだった中、車社会の到来によりたくさんの人々がドライブを楽しんでいたあの頃。

まだ記憶に新しい、ちょっと昔なあの頃の雰囲気がVRで再現されています。

シオンドライブインの店内には懐かしいアイテムがいっぱい。

駅弁販売の横にはピンクの公衆電話が!

そうそう、まだスマホもガラケーも普及してなかった時代、出先の連絡は飲食店とかに置いてあったピンク電話を使ってたんですよね。

赤いソファチェアとテーブルの組み合わせも80~90年代っぽい。
家具のカラーリングセンスでも年代ってなんとなく分かりますよね。

店内にはレトロアーケードのテーブル筐体も設置。
パックマンとかスペースインベーダーとか、その年代を生きてきた人にとってはたまらなく懐かしいのではないでしょうか。

世代じゃない人でもテレビで見たとか、お父さんがやってたとか、1度は見聞きした事あるんじゃないかな。
『この当時の雰囲気ってこんな感じだったんだ~』というのがVRで体感できるのはハチャメチャにエモいです。

レンタカーでドライブも出来るよ!

シオンドライブインの魅力は店内の内装だけではありません。

外にある車は実際に運転することが出来て、峠をドライブすることが出来るのです。

車に乗り込んでコントローラーを動かすと…

車が発進!
峠の道をぐるっと回ることが出来ます。

車は運転席の他にも助手席、後部座席に人を載せられるので、お友達やカップルでVRドライブを楽しむのも良き。

峠の道はかなり距離があるので、みんなで雑談しながらのんびり車を走らせると楽しそう。
VRあるあるですが、乗り物操作は酔いが発生しやすいので、速度はゆっくりめで走らせるといい感じです。

もちろんカーチェイスでスピードを競いたい人は事故を起こさないように飛ばして走っても大丈夫。
噂によると22ː00以降に店長のNemo Idoladeusさんに話しかけるとレース勝負が出来るのだとか…?

ちょっと昔のあの頃にタイムスリップ

バブル時代というとディスコや都会を想起しがちですが、あえてドライブインというロケーションを選んでコンセプトイベントを開催しているのが『シオンドライブイン』の魅力。

店長の Nemo Idoladeus さん曰く『車やバイクでドライブし、途中のドライブインで休憩を取るというスタイルは当時盛んに行われてた様で、当イベントもその一角を切り抜いた形態をとってます』とのこと。当時の何気ないシーンをそのまま切り取った体験を楽しめるVRベントとなっています。

VRの世界はなんでも再現が出来るゆえに、超近未来のSF世界とか、はたまた恐竜のいたジュラ紀へタイムスリップ…というのは結構ありがちですが、ちょい昔のこの時代の空気感を再現するイベントは逆に斬新なんじゃないでしょうか。

あの頃はこれが流行ってたよね~なんて懐かしトークに花が咲きそうです。

ちなみに80年代~90年代初頭風のファッションで来店すると店長が大喜びしてくれるみたいです。
蛍光色入のジャケット、肩パット入衣装にショルダーフォン、スキーやスノボのレジャーファッションなんかを着て遊びに行くとより世界観を楽しめるかも。

店長のファッションにも注目だそうですよ!

■シオンドライブイン 参加方法
開催日は店長(主催)のTwitterにて告知。Nemo Idoladeusにフレンド申請をし、 開催当日、時間になったら JOINして下さい。

元記事

<投稿者プロフィール>
みつあみ やぎこ
バーチャルライフマガジン編集長
やぎこだよっ!バーチャルの楽しいことたくさん発信していくよ!