人間とバーチャルヒューマンの“デジタルツインズ”アーティスト 「YELLOCK」が世界初LIVE映像を公開
“リアルと”バーチャル“が同時に存在する驚異の多次元実験サウンドプロジェクトがローンチ
YELLOCK制作委員会(代表:株式会社YELLOW代表取締役・永松学)は2020年1月28日(火)、最新の音楽テクノロジーとダンスミュージックを融合させる実験的プロジェクト、バーチャルヒューマン「YELLOCK」をローンチし、それに先駆けて1月11日(土)に渋谷WOMBで開催された「06S FINAL」にて世界初披露された”バーチャルヒューマンライブ”の映像を公開した。
■人間とバーチャルヒューマンの“デジタルツインズ”アーティスト「YELLOCK」とは
最新のテクノロジーを駆使し、ダンスミュージックを中心とした音楽によるライヴパフォーマンスの可能性を実験的かつ未来的にアップデートしていくバーチャルヒューマンアーティスト。
2020年1月11日(土)には、超高性能モーションキャプチャスーツを着た“リアルな人間”と、モニター上に人間と同じ動きをタイムレスに行なう“バーチャルヒューマン”を同時に出現させ、リアルとバーチャル、2人のYELLOCKが織りなすバーチャルヒューマンライヴを世界初披露。
生身のYELLOCKによるDJ、ギター、ベース、ドラム演奏などその一挙手一投足を瞬時にトレースするバーチャルヒューマン。リアルとバーチャルがシンクロするそのハイブリッドなパフォーマンスには、会場に詰めかけた多くのオーディエンスが驚嘆。また、モニター上のバーチャルヒューマンにはVJによるエフェクトも加味され、そのリアルでは実現不可能な映像も大きな喝采を浴びた。
今回バーチャルヒューマンのデザイン&オペレーションを手掛けたのは、映画「アバター」、「猿の惑星」などに参加したドイツのプロダクションMimic。2019年の「TED」のカンファレンスでも世界に大きな衝撃を与えた最先端テクノロジーであるリアルタイムモーションを用い、ライヴパフォーマンスにおけるリアルとバーチャルの新たな可能性を提示した。
■YELLOCKの特異点・既存のバーチャルコンテンツとの違い
・Miquelaやimmaといった近年話題のバーチャルインフルエンサーとの相違点
「リアルと見まがうほどの3Dクオリティ」という共通点を持ちつつも、Instagramでの運用を基本とした架空のビジュアルベースのバーチャルインフルエンサーとは異なり、YELLOCKによるバーチャルヒューマンの主体はあくまでリアルな人間。リアルとバーチャル、双方に存在する生身の人間とデジタルツインが創りだす世界は、オンライン上だけでなく、LIVE体験でさらにその真価が発揮されるという点も大きな違いとなっている。
・初音ミク&バーチャルYouTuberとの相違点
予め動きが全てプログラミングされた初音ミクやキズナアイなどのバーチャルYouTuberとは違い、YELLOCKはより自由度の高い、リアルタイム運用が可能。その場の雰囲気やテンションにあわせ、生のライヴをバーチャルとともに実現することが可能となっており、実際の人間が持つ力をバーチャルのツインズが拡張する。
■YELLOCKプロジェクトの可能性
YELLOCKのバーチャルヒューマンはあくまで“リアルな人間”ありき。同じ空間にリアルとバーチャルを存在させつつも、実在の人間をバーチャルの先に置くことで、より“リアリティ”のある世界を構築。いわば、架空の世界を内包した生のパフォーマンスを可能にする。たとえ、正体不明のバーチャルヒューマンが世界中に拡散されたとしても、ライヴ会場に行けば本物の人間=アーティストが実在する。バーチャルな存在が実在する……そのアンビバレントな感覚が新たな表現・コミュニケーションを生み出していく。
また、バーチャルヒューマンのテクノロジーは5Gへと移行する現代社会とも非常に相性が良く、さらなる進化が容易に想像される。
■今後の展開
今春、YELLOCKの新EPをリリース予定。
リリースを皮切りにバーチャルヒューマンライヴを展開しつつ、夏にはフェスなどの大規模イベントへの出演予定。
バーチャルヒューマンのデザインを手掛けるMimicの本拠地でもあるドイツをはじめ、世界のテック、ミュージックイベントへも参加が予定されている。
また有名ブランドとのコラボレーションオファーも多く、順次発表予定。
オフィシャルサイト https://yellock.jp
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