- エミレーツ航空は数千万ドルの投資を通じて、業界有数の顧客体験を最新デジタル空間で展開する戦略を発表
- ドバイ国際博覧会跡地にあるエミレーツ館は、今後エミレーツ航空のメタバースとNFT(非代替性トークン)プロジェクトの開発を含む技術革新の中心地として再利用予定
- ドバイおよびUAE(アラブ首長国連邦)がデジタル経済の構築と発展、仮想資産・人工知能・ビジネス環境や日常消費者向けサービスに関連する最新技術の取り組みに注力する姿勢に沿った発表となった
エミレーツ航空は近々、顧客および従業員のために、 NFTとメタバースによるエキサイティングな体験を提供します。
革新的な製品と顧客中心のサービスで高い評価を受けているエミレーツ航空は、メタバースにおける特徴的なブランド体験の構築計画および収集型・機能型NFTの発行を発表しました。初期プロジェクトはすでに進行中で、数ヶ月以内に提供開始を予定しています。
さらに、ドバイ国際博覧会跡地にあるエミレーツ館を技術革新の拠点として再利用し、メタバース、NFT、Web3(ウェブスリー)など、エミレーツ航空の未来を見据えたプロジェクトを実現するために世界中から人材を集めます。
エミレーツ・グループ会長兼最高責任者シェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下は、次のように述べています。「ドバイとUAEは仮想資産、人工知能、データ保護などの分野において実用的な政策と規制の枠組みに支えられた明確なビジョンを持ち、デジタル経済の道を切り開いています。
エミレーツ航空は、業務プロセスの改善、顧客サービスの強化、そして従業員のスキルと経験を豊かにするために、先進的な技術を常に採用してきました。我々は、未来のデジタル空間がもたらす可能性に期待を寄せ、収益向上、ブランド体験の改善、事業効率化に繋がる先進技術を用いた製品とサービスを開発するため、財務面および人材面で多額の投資を行います。
未来をテーマにした万博のエミレーツ館が、UAEのデジタル経済に対するビジョンに沿った未来体験を開発する最先端ハブとして再利用されるには相応しい場所です。」
エミレーツ航空は、Web3戦略についても業界パートナーと協力を続け、今後のプロジェクトのための人材を確保します。
エミレーツ航空は、5年以上前から公式サイトとアプリでバーチャル・リアリティ(VR)技術を採用しており、機内空間の没入型3D体験を提供開始した業界先駆者です。お客様は3Dシートマップから希望する座席の予約手続きを行ったり、チェックイン前の座席を確認したりすることができます。この受賞歴を誇る技術は、外部アプリケーションやプラグインを必要とせず、すべてのデバイスに対応しています。
- エミレーツ航空3Dシートマップ(英語): https://www.emirates.com/english/experience/3d-seatmap/
昨年、エミレーツ航空は航空会社として初めてOculusストアで独自のVRアプリを発表しました。ユーザーはフラッグシップ機であるA380とボーイング777-300ER ゲームチェンジャーの機内で、完全再現した客室インテリアをインタラクティブに体験することができます。例えば、機内ラウンジでアイテムを手にしたり、シャワースパでシャワーの水を出したり、プライベートスイートのドアを閉めたりすることができます。また、コックピットの中を探索することもできます。
- エミレーツ航空初のVRアプリ(英語):https://youtu.be/XovpWIS4vqU
「民間航空の未来」をテーマにしたドバイ万博エミレーツ館で最も人気があった体験は、未来の航空機の客室内を紹介する「VRジャーニー」でした。
エミレーツについて
エミレーツ航空は、2002年に日本への初就航を果たしました。成田国際空港と関西国際空港からドバイをはじめとする世界各地へ、最も快適な空の旅を提供しています。2021年のワールド・トラベル・アワードでは、「リーディング・エアライン・ファーストクラス」「リーディング・エアライン-ブランド」「リーディング・エアライン・ラウンジ-ビジネスクラス」「リーディング・エアライン・リワード・プログラム」の4部門で受賞するなど、提供する商品やサービスで数々の賞を受賞しています。