クラーク記念国際高等学校、バーチャル理科実験プラットフォーム「Labster」導入

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dragonfruit株式会社(東京都渋谷区 代表取締役CEO:本城直季)は、バーチャル理科実験プラットフォーム「Labster」を国内では初めて、クラーク記念国際高等学校へ導入した事をお知らせいたします。

■Labsterとは
教育スタートアップ大国デンマークの企業Labster社が開発したVRを活用したバーチャル理科実験プラットフォームです。生徒は、普段の対面授業では体験できない最新の研究設備を使った細胞生物学や分子生物学などの理科実験を、VRを使って体験することができます。ハーバードメディカルスクールやカリフォルニア州立バークレー校などが監修した、トップスクール発のコンテンツを導入することが可能。また、高価な最新の実験、研究設備の購入費用の節約にもつながるといったメリットがあります。

Labstar社が開発した100を超えるバーチャルラボは、すでにMITやボストン大学、アリゾナ州立大学をはじめとして、世界各地250を超える教育機関で利用されております。高校エリアにおいても、高校生に大学向けのラボコンテンツを提供することで、より発展的な教育機関をつくることも可能となります。

■クラーク記念国際高等学校について
「Boys, Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として1992年に開校。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた様々な特徴ある授業を展開しています。

■導入詳細
導入キャンパス:東京キャンパス(ペット生命科学コース)
        大阪梅田キャンパス(理数探求プログラム)

■Labster導入の理由
1.クラーク記念国際高等学校の教育理念にマッチ
クラーク記念国際高等学校は「夢・挑戦・達成」を行動指針とし1992年に開校した広域通信制の高等学校です。北海道深川市に設置された北海道本校を始め、日本各地のキャンパスで学ぶ約10,000人の生徒が一人ひとりの才能開花を目指す教育を行っています。通信制でありながら毎日学校に通う「全日型通信制」という特徴的なカリキュラムを活用し、これまで多くの生徒の能力を飛躍的に向上させてきました。(入学時TOEIC200点台から800点に伸びた生徒の輩出や、野球部創部3年で甲子園出場など)そのような背景のもとで、生徒の「好き」や「得意」を伸ばすという教育方針に、最新設備での仮想実験を体験できるLabsterのハイブリット型教育モデルがマッチし、導入に至りました。

2.STEAM教育、Society5.0などを見据えた時代に合わせた教育
クラーク記念国際高等学校では時代の変化に合わせた教育をいち早く取り入れ、これまでも国際目標のSDGsを取り入れたキャリア教育や、タブレットを活用したICT教育を推進してきました。Labsterの実践的な教育モデルは、自分で学び理解する力を育てる「STEAM教育」や、仮想空間と現実空間が融合し経済発展する社会「Society5.0」を見据えた新しい学びであるとともに、これまでプログラミング教育など情報系の分野で進んでいたICT教育に対し、生物・物理系の分野を補完するものとして期待しています。

3.通信制高校ならではの施設上の問題や安全面
キャンパスの多くは通信制高校では珍しく独立校舎を設置していながらも、実験室など専門的な設備を揃えておりません。これまでは、高大連携など外部施設での実習でこの問題を解決してきましたが、仮想空間での学習を組み合わせることにより、今後は、時間的な制約やコスト面・安全面の問題で実現できなかった実験にも取り組むことができるようになります。

4.国際的な評価基準を満たした教育コンテンツ
Labster社が開発した100を超えるバーチャルラボは、マサチューセッツ工科大学やボストン大学、アリゾナ州立大学をはじめとする世界各地250を超える教育機関で利用されており、デンマークの教育省からも資金提供を受けるなど、国際的に大きな評価を得ています。また、コペンハーゲン大学での実験では、知識だけでなく動機や自己効力認識の高まりにも効果があると言及されており、対面学習との組み合わせにより学習効果が高まるとして注目しています。

■クラーク記念国際高等学校 導入担当の教員コメント(東京キャンパス 理科教員 石川舜 様)
Labsterの導入にあたり、大きなメリットだと感じたのは「いくらでも失敗できる」という点です。生徒にはぜひ多くの失敗経験から、たくさんのことを学んで欲しいと思います。また、高校教育では取り扱いが難しい「放射性物質」や「感染性物質」を使った実験ができるという点、実験時間を早送りすることができるという点にも注目しています。Labsterでの実験と、リアルの場での学びを組み合わせ、より良い学習成果をあげられるよう模索していきたいです。

        試験導入時の授業の様子(東京キャンパス:ペット生命科学コース)

■会社概要

法人名:dragonfruit株式会社
代表取締役CEO :本城 直季
代表取締役COO:中原 修一
取締役       :GARCIA NAVARRO LUIS
設立:2019年7月8日
事業内容:画像情報技術を基盤とし、AI・ブロックチェーン・ロボティクスを活用した仕組みの企画・開発
     EdTechサービスの企画開発・ローカライゼーション、現地法人立ち上げ支援など
     ※Labster K12エリア総販売代理店
所在地:東京都渋谷区渋谷3-1-9 YAZAWAビル 3F

法人名:Labster Aps
設立:2013年12月3日
事業内容:Software
所在地:Copenhagen, Denmark Danneskiold-Samsøes Alle 41 1434 København K Denmark

学校名:クラーク記念国際高等学校
校長:三浦雄一郎
設立:1992年
所在地:北海道深川市納内町3-2-40

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