アドビ、3Dおよび没入型メタバース体験の制作を推進する新製品を発表

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アドビ株式会社

・「Adobe Substance 3D Capture」機能により、複数枚の写真から3Dモデルへ素早く変換することが可能に
・デスクトップとVRでシームレスな制作を実現する、パワフルな3Dモデリングツール「Adobe Substance 3D Modeler」を本日から提供
・アドビとMeta、 Adobe Substance 3D ツール群がQuestプラットフォーム上で3Dおよび没入型コンテンツの制作に対応することを発表
・Activision、Ben & Jerry’s、Hugo Boss、Electronic Arts、Epic Games、NVIDIA、Roblox、Salomon、ザ コカ・コーラカンパニー、 Ubisoft、Unity を含む世界中の大企業が Adobe Substance 3D を導入
米国カリフォルニア州ロサンゼルス発:アドビ(Nasdaq:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、業界をリードするAdobe Substance 3Dツールの新たなイノベーションを発表しました。これによりクリエイターやブランドは、独立した3Dコンテンツやメタバース対応の没入型体験の制作を可能にするエンドツーエンドのソリューションを実現できるようになります。Adobe Substance 3Dポートフォリオのフルラインナップは、経験豊富な3Dクリエイターだけでなく、自分の作品に新たな次元を追加したいと考えている2Dクリエイターのニーズにも応えます。さらに、アドビは、Substance 3DのツールをメタのQuestプラットフォームに導入し、没入型3Dコンテンツの構築と共有を可能にすると発表し、メタはアドビのパワフルで使いやすい3D制作ツールをユーザーに提供します。

Adobe Substance 3D Samplerは、フォトグラメトリ(写真測量)技術を使用して実写の画像から直接3Dモデルを作成する全く新しい3D Capture機能を強化し、魅力的な3Dコンテンツの作成に関心のあるクリエイターにとって大幅な時間短縮を実現します。さらに一般向けに提供を開始したAdobe Substance 3D Modelerは、3Dオブジェクトやシーンのスカルプティングを、簡単かつ直感的に実行できるように設計されたもので、一般向けに提供を開始しました。アドビはまた、従来型のスタジオ撮影やロケに伴う二酸化炭素排出や資源消費の抑制につながる新ツール「Adobe Substance 3D Sustainability Calculator」をリリースしました。

アドビの3D &メタバース担当バイスプレジデントのセバスチャン ドゥギ(Sebastien Deguy)は、次のように述べています。「ブランドによる3Dおよび没入型コンテンツ制作への投資は、過去1年の間に驚くほど急増しています。アドビのミッションは、没入型体験を含む、新たなメディアに移行するクリエイターやブランドを支援することです。本日提供する新製品・新機能は、3Dコンテンツの制作をかつてないほど簡単で身近なものにします」

Adobe Substance 3D Collectionの複数の機能強化点は以下の通りです。
Adobe Substance 3D Modelerでの3Dモデリング制作:楽しく、早く、そしてジェスチャーベースの3Dアセット制作が行えるAdobe Substance 3D Modeler ( https://www.adobe.com/jp/products/substance3d-modeler.html ) は、アーティストやプロダクトデザイナーが、デスクトップコンピューターと手持ちのコントローラー付きVRヘッドセットを、シームレスに切り替えて使用することを可能にします。このAdobe Substance 3D Modelerは、これまで3Dモデリング技術へのアクセシビリティを制限していた急激な学習曲線を回避するため、「ハンズオン」アプローチを採用し、3Dでのアイデア共有プロセスを促進し、そして簡素化します
Adobe Substance 3D Samplerにより現実世界の表面テクスチャを3Dで再現:ベータ版での提供を開始した新たな3D Capture機能により、クリエイターは物理的なオブジェクトを瞬時にデジタルアセットに変換することができます。また、AIとフォトグラメトリ(写真測量)技術により、カメラまたは既存の画像セットを使い、実際のオブジェクトを撮影してから、Adobe Substance 3D Sampler ( https://www.adobe.com/jp/products/substance3d-sampler.html ) でテクスチャ化された3Dモデルを生成することが可能になります。初めて3Dに携わるデザイナーでもAdobe Substance 3D Samplerの 3D Capture機能を使用すれば、従来の技術的なモデリングワークフローを学ぶことなく、素早く3Dモデルとベーステクスチャを作成することができます
Appleシリコンによるスピードと安定性でエクスペリエンスが向上:Adobe Substance 3Dツールで、M1およびM2シリーズを含むApple シリコンへ対応しました。これによりMacユーザーにAdobe Substance 3Dツール利用時のスピードと安定性を提供します
Adobe AeroのiOS のApp Clip統合でARコンテンツに瞬時にアクセス:iOSデバイス上で、Adobe AeroベースのエクスペリエンスにおいてApp Clipを使用できるようになり、視聴者がアプリをダウンロードしなくてもARエクスペリエンスが高速に表示できるようになりました。App Clipのサポートによって、Adobe AeroはアーティストがiPhone上でARコンテンツを最も高速に作成、提供できる手段の1つになります

3Dとメタバース:The Connected Worldの新たな領域
現在、グローバルなパブリッシャーであるActivision、 Electronic Arts、 Microsoft、Ubisoftといったゲーム会社の大多数がAdobe Substanceツールを使用して、表現力豊かで没入型のゲームエクスペリエンスと世界観を作り上げています。Epic Games、NVIDIA、Robloxなどの大手デベロッパーは、Adobe Substance 3Dツールを使って初期のメタバース体験をプロトタイプ化し、展開を行っています。

さらに、アドビとMetaは、パートナーシップを通じてAdobe Substance 3D Modelerと近日提供予定の共同作業用レビューアプリをQuestプラットフォームに直接統合する計画です。これにより、Meta Quest VRヘッドセットのユーザーなら誰でも没入型3Dコンテンツを制作・共有し、体験することができます。今回発表された、Adobe Substance 3D ModelerのMeta Quest ProおよびQuest 2への対応は始まりに過ぎず、今後数年にわたり、新しいVR環境対応のドキュメント生産性ワークフローなど、より多くのAdobe Substance 3DテクノロジーをMeta Questユーザーに提供していく予定です。

多種多様な業界のブランドがメタバースに対応するために、3Dコンテンツへの投資を強める中、全世界の3D業界は2026年までに2000億ドルを上回る規模に達すると予想されています。Adobe Creative CloudとAdobe Substance ツールは、HUGO BOSS AG、Ben & Jerry’s、ザコカ・コーラカンパニー、ミズノなどのブランドや、エンターテイメント、自動車、小売を含むさまざまな業界で、既に没入型体験を力強く支援しています。教育やツールによってこうした変革をさらに後押しするため、アドビは3Dと没入型カリキュラムにおいて、カリフォルニアのArtCenter  ( https://www.artcenter.edu/ ) College of Design、フランスのRUBIKA DESIGN Valenciennes Design School ( https://en.rubika-edu.com/ ) を含む教育機関と提携しています。

Adobe MAX 2022の「Sneaks」では、アドビが現在開発中である、以下のような最先端の3Dおよびイマーシブツールコレクションのプレビューも行います。
Project Artistic Scenes:クリエイターは、著名なアーティストの筆遣いや色を模倣して、2D画像を没入感のある芸術的な3Dシーンに変換することが可能に
Project Beyond the Seen:単一の画像から没入感のある3D VRエクスペリエンスをすぐに作成でき、クリエイターが調整できる3D深度マップも提供
Project Vector Edge:デザイナーは、2D画像やベクターを合成してたった1つのリファレンス画像から3Dスペースを作り上げ、現実の環境に近い形でデザインを可視化し、編集することが可能に

■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html )は、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloud( https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html )では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。

アドビに関する詳細な情報は、webサイト( https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html )をご覧ください。

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