株式会社UPBOND(代表取締役:水岡駿、以下「UPBOND inc.」)は、ディー・キュービック株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岸本享以下「DCC」)との協業によるサービスとして、アバターを活用したオンライン接客サービス『Dコミ・アバター』の提供を開始したことをお知らせいたします。
UPBOND inc.はDCCとともに、両社が保有するノウハウや技術により、BtoC事業者のDX戦略の立案から実際のお客様対応までをサポートするデジタルコミュニケーションサポートサービスの開発を進めています。今回オンラインとオフラインを繋ぐコミュニケーションを提供するため、アバターを活用した接客サービスを構築いたしました。第一弾としてショッピングモール、百貨店や商業施設のインフォメーション窓口に向け、『Dコミ・アバター』を提供してまいります。
■背景
昨今の働き方改革による労働環境の変化は、小売業界でも浸透し始めており、営業時間の短縮や休業日を設ける店舗も出始め、オンラインでの購買に誘導する流れも増えてきております。その一方で、従来のような対面での直接的なコミュニケーションを望むお客様も存在しています。その中で、事業者側もどうすればお客様のニーズへの対応と働き方改革を両立させることができるか対応方法を模索しています。
そのニーズに応えるために、UPBOND inc.はDCCとの協業事業で、『Dコミ・アバター』をリリースいたします。
■『Dコミ・アバター』サービス概要
これまでのテキスト、ボイス等のコミュニケーションから、3DCGアバターによる視覚効果を活用することで、より親しみやすい新しいコミュニケーションを提供してまいります。第一弾として、サイネージ (モニター/タブレット)を活用した、インフォメーション窓口等でのお客様対応を、『Dコミ・アバター』(有人)で行います。
ショッピングモールや百貨店、商業施設などで、複数個所に設置しているインフォメーション窓口(カウンター)を、『Dコミ・アバター』での対応に集約することで、施設に訪れたお客様の利便性向上や顧客応対品質の平準化、効率化の実現を目指します。
■サービスイメージ図
■特徴
・複数の窓口(カウンター)対応を、DCCセンターに対応を集約することで、施設に訪れたお客様の
・利便性向上と顧客応対品質の平準化、効率化に寄与します。
・DCCアバターモデルを利用することで、アバター作成コスト削減や構築期間の短縮が可能です。
(※オリジナルアバター作成は別途有償にてご相談可能)
・DCCの強みであるお客様に寄り添ったコミュニケーションノウハウを最大限に活用します。
・音声録音機能(2022年12月末実装予定)を活用することで、施設来場者の問合せ内容を可視化し
・VOCなどの分析に活用することも可能となります。
■今後の展開
ショッピングモールや百貨店・商業施設等のインフォメーション窓口への導入を皮切りに、ECサイトや実店舗での来店者対応へも拡大していきます。その中で蓄積されたアバター接客のノウハウや応対履歴を基に、お客様により良い顧客体験を提供できるように、サービスをアップデートしてまいります。
将来的には、メタバース空間での利用者サポートやバーチャル店舗での接客、カスタマーサポート等、『Dコミ・アバター』の提供範囲を拡大していきます。※
また、DCCのコンタクトセンターノウハウを基に、Blockchain、Wallet、NFTなどの先端技術を活用した開発も進めていきます。 UPBOND inc.とDCCは、今後も両社が保有するノウハウやシステムテクノロジーを活用し、事業者とお客様の豊かなコミュニケーションの創出、お客様への豊かな顧客体験(CX)の提供に貢献してまいります。
※:メタバース空間でのアバターサポートをご希望の場合別途ご相談可能
■サービスイメージショッピングモール編紹介動画
https://youtu.be/Z1Py8B0xPxU
■提供先:ショッピングモールや百貨店・商業施設のインフォメーション窓口、施設案内、ECサイト、実店舗を持つBtoC事業者等
■提供目標数:2023年度10件
■『Dコミ』について
DCCが提供する、web3.0を見据えたデジタルコミュニケーションサービスの総称です。
■関連プレスリリース
・ディー・キュービック、UPBOND社との協業によりデジタルマーケティングと連動した先端技術を活用したCRMコンタクトセンターサービス開発
(2022年9月28日プレスリリース)(https://www.upbond.io/news/upbond-d-cubic)
・「プロモーション連動型」デジタルコミュニケーションサービスモデル『Dコミ』を開発
(2022年11月9日プレスリリース)(https://www.upbond.io/news/upbond-d-cubic2)
■株式会社UPBOND(https://www.upbond.io/)
Web3.0のウォレットサービスを提供。一般消費者が簡単に利用できる圧倒的UIUXを実現したウォレットを展開し、IP業界、建設業界、小売業界等の先進的な取り組みを行う大手企業とWeb3.0を本格的に活用した共創プロジェクトを推進中。当社ウォレットを媒介し企業と個人の関係(BOND)を本質的にUPDATEすることを目指す。
また、BtoC事業者のDX(OMO支援、D2C戦略推進、ECグロース)を自社ツール「UPBOND」を用いてマーケティング面、システム面双方からコンサルティング・IDaaSサービス提供を行っております。1ID化、ID連携、DB構築、顧客コミュニケーション支援を行うことで、小売事業者様、メーカー様等に対して、事業、プロダクトの思想、戦略設計から具体的施策まで落とし込み、最短距離での事業推進を実現しています。
■ ディー・キュービック株式会社(https://www.dcubic.jp)
1979年に前身の第一アドシステム㈱として創業し、テレマーケティング黎明期からマーケティング、セールスプロモーション支援や、通販フルフィルメントなど、24 時間365日対応のコンタクトセンターサービスを中心とした企業向けソリューションを提供してまいりました。
近年では、AIと有人のハイブリット対応を特徴とする、「AIクラーク©」による企業のDX推進支援サービスや、コンタクトセンター運営のノウハウを活かした、バックオフィス業務の効率化・コスト最適化を実現する、「BPOサービス」等の提供も行っています。
また、新事業ビジョン 「アナログとデジタルでの「対話」から、豊かな「顧客体験」を共創する企業へ」を掲げ、DCCの強みである、一人一人に寄り添ったオペレーションを通し、企業と顧客との “対話” の仲介役として、顧客の楽しく、快適で、満足のゆく「顧客体験」の創造を支援するサービスを提供していきます。
※本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。