一般社団法人関西イノベーションセンター
一般社団法人関西イノベーションセンター(理事長 :早乙女 実、以下当社団)、空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を提供する株式会社STYLY(代表取締役:山口 征浩、以下、STYLY)、Z世代向けの企画・マーケティング支援を行う僕と私と株式会社(代表取締役:今瀧 健登、以下僕と私と)、XR開発に取り組む株式会社デザイニウム(代表取締役:前田 諭志、以下デザイニウム)、越境クリエイターエージェンシーの株式会社ユビエス(代表:庄野 裕晃、以下ユビエス)は、大阪が誇るメインストリートである御堂筋において、VPS※を活用した都市空間のXRメディア化企画「ヒョウ現祭in御堂筋」の体験を開始しました。
本取り組みは、当社団が運営するイノベーション創出拠点MUIC Kansai(以下 MUIC)の課題解決プログラムとして採択され、地元の事業会社・団体様にもご協力いただき、若きクリエイターの力を世界に発信する企画として実施します。
※VPS:Visual Positioning System。カメラの画像情報を用いて位置を特定する技術
実施時期 | 2024年8月16日(金)~2025年1月15日(水) ※1カ月毎にコンテンツ内に掲載されるアート作品が変わります |
実施場所 | なんば広場(大阪市中央区難波5丁目11) |
実施企業 | 一般社団法人関西イノベーションセンター:<役割>企画、プロデュース株式会社STYLY:<役割>空間レイヤープラットフォーム「STYLY」の提供僕と私と株式会社:<役割>イベント用Webサイト制作、プロモーション株式会社デザイニウム:<役割>WebARコンテンツ制作株式会社ユビエス:<役割>学生アート作品の制作支援、キュレーション |
【イベント用サイト】https://hyogenfes.muic-project.jp/
【経緯・背景】
御堂筋は大阪市の中心部を南北に貫くメインストリートとして整備され、1937年に完成して以降、商業と文化の中心地として発展し、多くの企業や店舗が立ち並んでいます。
将来のビジョンとして、2037年の完成100周年に向け、車中心の道路から“人”中心のストリートへと再編する計画が進行中であり、今回XR技術の力を活用し、学生の若いクリエイターの“人”の力で、御堂筋の新たな魅力や価値を発信してまいります。
【“都市空間のXRメディア化”とは】
本プロジェクトは、都市空間そのものをXR技術で体験型メディアへと拡張する取り組みです。「STYLY」を活用し、現実の都市にXRの空間レイヤーを重ね合わせることで、現実空間における様々な物理的・時間的制約を超えた新たな展示・表現を可能にします。
加えて、投影させるコンテンツの入れ替えが可能な仕組みを構築することで、地域の方々が自由に都市にコンテンツを配信できるようになり、訪問者に対して都市自体の体験価値を高めるとともに、様々な一面を発信することが可能になります。
【AR体験】
①「STYLY」アプリ(制作:トンガルマン株式会社)
【体験解説】
「なんば広場から見える御堂筋にスマホをかざすと、ヒョウの顔が出現。緑が生い茂ったもう一つの御堂筋の世界に誘われます。次々とヒョウ柄化していく建物に囲まれながら、ヒョウと一緒に御堂筋に隠されたアート作品を探索しましょう。」
② Webアプリ ※スマホアプリのDL不要(制作:株式会社デザイニウム)
【体験解説】
「大阪・難波に行けない方も、あなたの元にヒョウが訪れてくれます。現れたヒョウをタップすると御堂筋を出現させ、瞬く間にそこはヒョウ柄の世界に。ヒョウ柄化された御堂筋の様相をぜひ気軽に体験してみてください。」
【体験方法(「STYLY」アプリ)】
① お手持ちのスマートフォンまたはタブレットで「STYLY」アプリをインストール。
インストールはこちらから:https://styly.cc/ja/mobile/
※対応端末:iPhone6s以降、Android8.0以降
②「STYLY」アプリを起動後、「イベント」タブをタップし、「ヒョウ現祭in御堂筋」を選択。
③「イベント概要」から、実施期間中であること、体験場所を確認。
④「体験方法」をタップして、指定の場所で「見る」ボタンをタップ。写真と同様の方向にカメラをかざすと、ARコンテンツ再生が始まります。
※スマートフォンの機種によってはご利用いただけないことがありますのでご了承ください。
※アプリダウンロードや体験時の通信費はご参加者各自のご負担となります。
【学生のアート作品について】
大阪デザイナー・アカデミーは、1962年の創立以来、マンガ・イラスト・グラフィック・CG・ゲーム・アニメーション・インテリア・プロダクト・ファッション・特殊メイクなど幅広いデザイン分野で活躍する卒業生を数多く輩出しているデザインの総合校です。
今回、そうした次の時代の業界を支える学生の方々よりアート作品を募集し、選定された15作品を1カ月毎に3作品ずつXRコンテンツ内に掲載いたします。
【今後の展開について】
本件を通じて、地域の方々との共創により都市の新たな魅力を引き出し、発信していくとともに、XR技術を活用した都市空間のメディアとしての様々な活用可能性を検討してまいります。
また、大阪・関西における新たなクリエイターのエコシステムの構築に向け、他のエリアも含めたさらなる事業展開も検討してまいります。
【各社概要】
<一般社団法人関西イノベーションセンターについて>
当社団は株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(代表執行役社長 亀澤 宏規)、および株式会社三菱UFJ銀行(取締役頭取執行役員 半沢 淳一)が設立し、関西経済の活性化と2025 年大阪・関西万博の成功に貢献することを目的とした活動を行っております。
所在地:大阪府大阪市中央区伏見町三丁目6番3号
代表者:理事長 早乙女 実
開業 :2021年2月
URL :https://www.muic-kansai.jp/
<株式会社STYLYについて>
株式会社STYLYは、「Spatial Computing(=空間を身にまとう)時代」を牽引するテクノロジーカンパニーです。XR/空間コンピューティングを主軸としたテクノロジーにより、ヒトや企業のクリエイティビティを解放し、新たな文化・産業の創出に向け、人類の進化に貢献することを目指しています。
本社 :東京都新宿区新宿1丁目34−3 第24スカイビル 4F
代表者:代表取締役 山口 征浩
開業 :2016年5月
<僕と私と株式会社について>
僕と私と株式会社は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。Z世代ならではの多くの企画を咲かせています。今を生きるリアルなZ世代の視点も取り入れたインサイト調査、企画、クリエイティブ制作、コミュニケーションまでを一貫して担当いたします。
本社 :東京都渋谷区円山町5-5 Navi渋谷V 3階
代表者:代表取締役 今瀧 健登
開業 :2020年11月
URL :https://boku-to-watashi-and.com
<株式会社デザイニウムについて>
デザイニウムは技術とアイデアで新しい体験をつくっている会社です。XR開発に力を入れており、特にARとVPSを組み合わせたコンテンツ開発にいち早く注目し、今までに様々なVPSサービスを使ってR&Dやコンテンツ開発をすすめてきました。またNiantic Lightship Challengeをはじめ、多数のXRコンテンツで賞を受賞しています。
本社 :会津若松市東栄町1-77 ICTオフィスビルAiCT 3-2
代表者 :代表取締役 前田 諭志
設立 :2005年4月
URL :https://www.thedesignium.com/
<株式会社ユビエスについて>
ubies(ユビエス)は、ラテン語で「あなたはどこにいるのか」の意。アジアを舞台に、多様なコンテクストを編み新たな共創を生む、越境クリエイターエージェンシーです。
アジア各地域を代表するパートナーたちと共に、共創事業やプロダクト開発、広義のコミュニケーションにおける戦略構築支援、各種リサーチや制作コーディネート等を通して、次なるセレンディピティを迎えに行きます。
本社 :大阪府大阪市西区南堀江1-10-11西谷ビル本館4F 4-7
代表者 :代表取締役 庄野 裕晃
設立 :2017年12月
URL :https://ubies.asia/