XboxブースにAcer「Windows Mixed Reality」開発キットを発見 外観を激写してきた!
GDCのマイクロソフトセッションで電撃発表されたAcer製MRゴーグルの開発キット「Windows Mixed Reality Development Edition」(ニュース記事)。EXPOのサウスホールにあるXboxブースでは、さりげなく実機が展示されていたのでフォトレポートをお届けしよう。
何気なく歩いていたら緑色のXboxカラーの中にひとつの青い柱が!
開発キットだ! といっても透明ケースの中に入っているのでさわれないのだが。
正面。左右に青いシールが貼られた状態のカメラがあることがわかる。
側面。上を向いているところを見ると、LGのVR開発キットと同様、フリップアップ(跳ね上げ)機構を備えているようだ。この機構のおかげで、VRコンテンツを開発する際に、ゴーグルをつけて外してを繰り返さずに上にあげるだけで済むというメリットがある。
背面。ひたいに当ててベルトで締める方式のようだ。ちょっと安っぽい(失礼)が開発キットなので仕方ない!?
がんばって下からのぞいて見たところ、ギザギザが見えたのでフレネルレンズのようだ。
「Windows Holographic」改め「Windows Mixed Reality」に名前が変わったPC向けMRゴーグルは、2017年に予定しているWindows 10の「The Creator Update」に合わせて、HP、ASUS、LENOVO、DELL、ACER、3Glassesの6社がリリース予定だ。昨年の時点では299ドル(約3万4000円)からというニュースもあったが、この辺、メーカーによって価格や性能差が大きく分かれそうだ。
ハイエンドVRが、Oculus Rift/HTC VIVE/PlayStation VRという三つ巴の戦いだった2016年を経て、2017年はさらに多くの陣営がVRゴーグルを投入してきて戦国時代のような覇権争いが展開されるだろう。
(TEXT by Minoru Hirota)
●関連リンク
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