日本マイクロソフト、法人・開発者向け「Hololens」の発売を決定、年内に予約開始
日本マイクロソフトは本日東京・台場で開催されているMicrosoft Tech Summitの基調講演において、 自己完結型ホログラフィックコンピューター「Microsoft HoloLens」を法人及び開発者向けに発売、年内にプレオーダー(予約)を開始することを発表した。価格は未発表だが、アメリカでの提供価格である$3000に近しい価格になる模様。
「Hololens」はWindows 10をインストールしたコンピューターとシースルータイプの液晶ディスプレイを搭載したゴーグルで、スタンドアローンで動作することや、実際の風景に画像を重ね合わせるARならぬ「MR(Mixed Reality)」を実現できることが特徴。
昨年4月に開催したマイクロソフトのイベント「Build 2015」にて発表(関連記事)。今年2月末に開発者版の予約を開始し、3月より米国やカナダ向けにリリースした。その後、今年10月にオーストラリアやアイルランドなど6カ国での予約がスタートしたが、日本は明らかになっていなかった。
また、マイクロソフト本社は先日開催されたWindows 10最新バージョンとなる「The Creator Update」の発表会において、Hololensが培った技術となる「Windows Holographic」を採用したVR HMDがサードパーティから発売されることを発表している。
●関連リンク
・日本マイクロソフト
・日本マイクロソフトのニュースリリース
・Windows Hololens(英語)