アイ・カフェなど18ヵ所を全国ツアーする体験会「VRデキル!!」開始 触感連動なアダルトVRも併設

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カジ・コーポレーションは2016年12月から2017年にかけて、全国18ヵ所をツアーする「VR体験会(VRデキル!!)」を開催中だ。参加費は基本無料で、コンテンツによっては数百円を支払って体験が可能だ。用意するVRゴーグルとコンテンツ、実施店舗は以下のとおり。

 
●VRゴーグル/コンテンツ
・PC向け「HTC VIVE」/体感型シューティングゲーム「BLAST×BLAST」
・スマホ向け「Gear VR」/360度映像プラットフォーム「VR THEATER」
・PC向け「Pico Neo Light」
・スマホ向け「Pico1S」
*実施店舗によって異なる可能性あり。

 
●実施店舗
2016年
・12月10日(土)、11日(日)
 東京都 アイ・カフェAKIBAPLACE店
・12月17日(土)、18日(日)
 宮城県 アイ・カフェBiVi仙台店
12月24日(土)、25日(日)
 埼玉県 アイ・カフェ八潮店

 
2017年実施予定店舗
・茨城県 サイバック龍ヶ崎店、オアジ水戸店
・愛知県 コンパラ&アイ・カフェ豊川店
・愛知県 お宝創庫中村書店/USV 中村書店
・大阪府 サイバック西心斎橋店
・岡山県 アイ・カフェ岡山本店
・徳島県 ファンキータイム沖浜店
・香川県 ファンキータイムレインボー店
・高知県 ファンキータイム追手筋店
・福岡県 サイバック箱崎店
・長崎県 サイバック浜町店
・熊本県 サイバック南熊本店
・宮崎県 サイバック宮崎店
・鹿児島県 サイバック天文館店
*その他2月1〜3日開催の「フランチャイズ・ショー2017」にも出展

 
Picoは店内で販売し、さらにVR体験会終了後もPicoやGear VRの無料レンタルを実施していくとのこと。というわけで前置きが長くなったが、12月10日に東京秋葉原のアイ・カフェAKIBAPLACE店の様子を取材してきたのでレポートしていこう。

 
 

モーションライドシートの没入感がヤバい!

 
ネットカフェのVR導入といえば、今年4月よりインターピアとejeが360度映像の視聴が可能な「VR THEATER」の提供を始めて、現在129店舗展開している。7月には東京都蒲田にて、HTC VIVEとGear VRを個室で遊べる「スペースクリエイト自遊空間NEXT 蒲田西口店」がオープンした。テクノブラッドとFOVEも提携して、ネットカフェをVRの体験場所として整備していく「Virtual Gate Project」を開発中だ。

 
そんな勢いを見せるネットカフェ×VRの分野だが、残念ながらきっかけがなくてそもそもVRを知らなかったり、知識はあっても実際にかぶったことがないという人はまだまだ多い。特にVRの体験イベントは首都圏ばかりで、地方から出ていくのもなかなか難しい。

 
……ということで、啓蒙活動の一環として始まったのが、この「VRデキル!!」の全国ツアーだ。カジ・コーポレーションの担当者によれば、ユーザーだけでなく、全国のネットカフェ店員に「これから本気でVRをお店で提供していく」という認識を広めるのにも一役買っているとか。確かに店員さんにとってもVRは未知の物体なので、ツアーで回ってきてくれて、その魅力を直接見聞きして詳しい人に質問できれば、自分の言葉で語れるわけだ。

 
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今回のアイ・カフェAKIBAPLACE店では、HTC VIVEが1台、Gear VRが5台、Pico Neoが1台、Pico 1Sが3台という体制で展開していた。有料コンテンツを視聴すると、半額分の店舗入場料が割引となるため、視聴後にそのままカフェでくつろぐことが可能だ。

 

中でもぜひ体験して欲しいのがHTC VIVEのシューティングゲーム「BLAST×BLAST」だ。価格は300円。

 
モーションライドシート「SIMVR」に座ってVRゴーグルを装着し、両手にコントローラーを持てば準備完了。自機は自動で前進していくので、周囲を見回して敵を見つけ出し、コントローラーで狙って撃墜していけばOKだ。動きに合わせてモーションシートがガンガン揺れるので、本当に戦闘機に乗っている気分になれるのが爽快だ。

 
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こんな感じです。テンション上がります。

 
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スコアランキングも用意されていて、9000点以上出すと紙製の簡易VRゴーグルがもらえるとのこと。ちなみに取材時点ではトップ4人が9000点越えだった。

 
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もうひとつは、VR THEATERのボディーソニックソファーだ。カジ・コーポレーションが独自制作したとのことで、座ってGear VRをかぶり、VR THEATERの360度映像コンテンツを再生すると、重低音に合わせてソファーが振動してくれる。ももクロや初音ミク、ユニティちゃんといった無料で見られるライブコンテンツとの相性が抜群だ。せっかくソファーがあるので、この機会に有料コンテンツもぜひ試してみるべし。

 
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スマホ用のVRゴーグル「Pico 1S」シリーズの販売も実施。iOS/Android対応版が1万5800円、Android専用版が1万1800円となる。

 
 

周辺機器との映像連動が未来過ぎる

 
さて、そんな「VRデキル!!」のブースを取材していると、一角に謎のパーティションで区切られたスペースを発見した。

 
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なんぞこれ。

 
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……と裏に回って見ると、昼間の時間帯ではお見せできないグッズがズラリ。

 
なんと、このVRデキル!!のツアーに合わせて、実写アダルトVRコンテンツの体験も併催していくとのこと。こちらは無料(!)だ。アダルトVRといえば、今年6月に秋葉原でイベントが開催されて、来場者が殺到しすぎて開始直後に受付終了となったこともあった。その一端が無料で体験できるというのだから、興味がある人もかなり多そうだ。

 
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体験に使うVRゴーグルはPico 1Sで、ポケットVRのシステムを利用している。

 
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ウリは、VR映像に連動して周辺機器が動くことで、本当に自分が触られている感覚を呼び起こしてくれるということ。iPhoneの「VRX Media Player」では、筒状とUFO型のグッズ(隠語)とBluetoothで接続して、動画に埋め込まれたコードのタイミングで動作してくれる。

 
タイトルに「触感連動なアダルトVRも併設」と入れておいてなんだが、さすがにこのグッズは体験会では試せない(ビニール手袋越しで手で触るのは可能とか)。しかし、ヘッドマウントディスプレーとVR映像、筒状のグッズ、消耗品がセットになったものをその場で3万6800円で販売している。さらにUFO型のグッズが含まれたマスターズセットが5万6600円だ。

 
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グッズのセット価格は、この体験会限定だ。ネットで買うより圧倒的に安いとのことで、興味のある人は購入して見てはいかがだろう。

 
 
 
……といった感じで、モーションシートやボディーソニックソファー、周辺機器連動と、いろいろツボを押さえたVRの全国ツアーが2017年にかけて実施されて行く予定だ。VR系のイベントに行ったはいいけど行列ばっかりで体験できなかった、という方ならぜひ訪れてみてはいかがだろう。秋葉原のアイ・カフェAKIBAPLACE店では明日11日まで実施中なので、VR紳士たちも含めて首都圏の方々は明日行ってみるべし。

 
(TEXT by Minoru Hirota

 
 
●関連リンク
アイ・カフェAKIBAPLACE店
カジ・コーポレーション

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