三友、プロ向け3D360度カメラ「NOKIA OZO」の国内販売を12/26に開始 価格は550万円
三友は22日、プロ向け360度カメラ「NOKIA OZO」(ノキア オゾ)の国内販売を12月26日に開始すると発表した。発送は2017年1月以降で、販売価格は550万円。
三友は映像情報設備の企画開発・施工を手掛ける企業。OZOは、ノキア・テクノロジーズが2015年に発表した製品で、国内では昨年5月のSlush AsiaのNokiaブースにてお披露目されていた。今回、国内代理店が決まったことで、入手やサポートなどにかかる手間が軽減されることになる。
OZOは、球形の本体に8つのレンズを搭載し、立体視(3D表示)可能な状態で360度撮影できる点が特徴になる。通常の360度カメラでは、カメラごとに別々に出力されて後処理で統合処理(スティッチング)する必要があるが、OZOでは統合した状態で360度動画を出力してくれるのも手軽だ(インタビュー記事)。
その他、撮影中のカメラをリアルタイムでプレビューしたり、4つのマイクによる立体音響を実現したり、カートリッジ式のストレージで交換が可能、といった特徴を備えている。
三友では、以下のスケジュールでOZOを展示していく。
・2017年1月25〜26日 三友カメラ内覧会[電波新聞社]
・2017年1月26〜27日 沖縄 放送舞台総合機器展[ミュージックタウン音市場]
・2017年2月23〜24日 CP+2017[パシフィコ横浜 会議センター]