AR/VRはマルチプラットフォーム対応で外せない分野──「Unite 2017 Tokyo」がスタート【Unite】

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ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは8、9日、東京・有楽町国際フォーラムにて開発者向けイベント「Unite 2017 Tokyo」を開催中だ。2日間にわたる65以上のセッションに先駆けて行われた基調講演では、マルチプラットフォーム対応への一環として、改めてVR/AR市場への強力な参加が表明された。

 

解説を担当したのは、日本担当ディレクターの大前広樹氏。同社のマスコットキャラであるUNITY-CHAN!に関連した「大鳥重工」ジャケットがさりげないオシャレですね。

 

 

「リリースしてから約2年が経過したUnity 5では、主に4つの目標があった。できるだけ多くのプラットフォームにできるだけ対応すること、グラフィックスを大きく進化させること、品質と安定性を確保すること、エンジンや開発効率を上げること」(大前氏)

 

Unity 5の更新履歴。今年3月にはUnity 5.6をリリースしている。

 

マルチプラットフォームにおいて、Unity 5で新しく対応しただけでもこのスライドだけあるとのこと。「個人でマルチプラットフォーム対応するのは困難が伴う。みなさんのつくったゲーム、アプリができるだけ多くの消費者に届くようにしたい。このマルチプラットフォームを考えるときにひとつ外せないのが、AR/VR」(大前氏)

 

「Unity 5.6では新しくGoogle Daydream、Cardboartdにネイティブ対応。HoloLensでは91%のアプリがUnityで開発されていたり、Googleの『Tango』にもUnity 2017.2で対応予定。Facebookが「Facebook Spaces」をUnityで制作したり、Vuforiaもネイティブ統合されたり、Unity自身でも360度ビデオプレイヤーを開発してみなさんを支援している」(大前氏)

 
なおもうひとつのマルチプラットフォーム対応で重要なジャンルとしてはコンソールが挙げられていた。

 
AR/VR以外では、教育関連の取り組みなどにも言及していた。

 
 
*Unite 2017 Tokyoまとめページはこちら

 
 
●関連リンク
Unite 2017 Tokyo
Unity

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