「HoloLens」開発機は2016年第一四半期出荷 自宅でCGと戦う「Project X-Ray」デモもスゴい!
米マイクロソフトは現地時間の6日、拡張現実用(AR)ゴーグル「HoloLens」の開発者版を2016年第一四半期にリリースすると発表した。価格は3000ドルで、プエルトリコを含む米国かカナダの開発者に向けて出荷する。
HoloLens。今年4月末〜5月頭に実施したマイクロソフトの開発者会議「Build 2015」では、装着した人が見ている現実空間を認識し、マーカーを使わずに特定の位置に3DCGを合成。さらに指での操作も受け付けるというデモを披露して大いに話題になった。詳細は下記記事を参照。
「マイクロソフトは変わった」 Build参加者が語る、HoloLensへの期待
併せて、新たなデモとなる複合現実(MR)ゲーム「Project X-Ray」も明らかにしている。日本で言えば、meleapの「HADO」に近い感じですね。
プレゼン動画。
デモが始まると、ユーザーが握っているスティック状のコントローラーがサイコガン的な武器に変化!壁を打つと……
きちんと衝撃エフェクトが壁の場所に現れて、穴が空いたようにみえるようになる。
壁を突き破って出てきた機械の敵から、子機が放たれる。空中のCGに対して攻撃しても、きちんと当たれば撃破可能だ。もちろん右下のように、現実世界では何も表示されていない。
さらに武器をマグネットタイプにチェンジして、敵を吸い寄せて別の敵にぶつけることも。
シールドで防御することも可能。
こ、これはロ○クバスターじゃないですか!
マイクロソフトによれば、どの異なる環境でもCGを出現させられるので、ユニークなゲーム体験が実現できるとのこと。ケーブルもスマートフォンもPCもなしで、HoloLensだけで運用できるというのもメリットだ。どんなアプリが出てくるのか、今後も目が離せない!
●関連リンク
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