5K HMDの「StarVR」、SIGGRAPH 2017で最新情報を発表、無線化のアナウンスも
スウェーデンのゲームメーカー、Starbreeze StudiosとAcerの合弁で設立されたVR HMDメーカー、StarVRはアメリカ・ロサンゼルスで開催中のSIGGRAPH 2017で「StarVR」ヘッドマウントディスプレイの最新情報を発表した。
「E3 2015」でStarbreeze Studiosにより発表された「StarVR」は片眼2560×1440ドットのディスプレイを2面持つ“5K解像度・視野角210度のVR HMD”として脚光を浴びた。現在はB2B向けのHMDとしてIMAX VR CENTERでのプレミアムVR体験などに使われている。
同社では軍需産業、建設、操縦、ヴィジュアライゼーション、ショールームなど、B2Bへの導入を加速するとしており、6月には自動車産業でのヴィジュアライゼーション大手のZeroLight社との提携を発表している。
SIGGRAPHでは「SIGGRAPH Studio Experience showcase」において、HPのハードウェアを用いたワイヤレスVRのソリューションを発表する、としている。
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