閉鎖を発表した「AltspaceVR」復活へ Oculus VR創業者パルマー氏の支援が影響か
VRアバターチャットを開発する「AltspaceVR」は8月4日の閉鎖から約10日後の8月15日に声明を発表、「AltspaceVR」を継続して運営することになった。
同社は2015年に1500万ドルの資金調達を得て、PC・モバイル向けのVRヘッドセット向けにクライアントソフトを供給、アバターチャットの先駆けとなった。しかし、その後のVRヘッドセットの普及の遅れから追加の資金調達に失敗し、資金が尽きたことから閉鎖を発表した。
それを受け、Oculus VR創業者のPalmer Luckey氏が必ずしもできるかわからない、としたうえで同社を再建すべきかどうかを問う書き込みをTwitterとFacebookで行った。なお、Twitter上の投票結果は67%で再建すべき、が多数となった。
現時点で声明上には具体的な出資者の名前は出てきてないが、数週間以内にはAltspaceVRの状況を発表するとのこと。とりあえずは、ワールドワイドで広がるVRでのコミュニケーションの場が存続する形になった。
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