Oculus、基本システム「Rift Core 2.0」アップデート Oculus HomeやUI、動作の改善ほか
18日、米OculusはOculus公式ブログにてOculus Riftのシステム「Rift Core 2.0」のアップデートの情報を発表した。
Rift Core 2.0は2017年12月にベータ版が開始されたばかりで、プレイヤーを囲むように少しだけ湾曲しているメニュー板のようなUIのOculus Dashやホーム空間のOculus Home、バーチャルデスクトップ機能などが追加された(関連記事:Rift Core 2.0 β 新機能レビュー 楽しいOculus Homeと重い仮想デスクトップ)。
今回のアップデートはUIの改善と動作パフォーマンスの向上が中心だ。なお、アップデートはすでに配信されている。
・Oculus Homeはプレイヤーのホーム空間で机や椅子などのオブジェクトを自由に配置できるが、メニューボタンからホーム空間のオブジェクトの配置位置を固定できるようになった。
・Oculus Store以外(Steam VRなど)のアプリケーションの動作パフォーマンスと互換性が向上した。
・Oculus Storeの配信予定タイトルをウィッシュリストに保存できるようになった。ウィッシュリストに登録することでタイトルの配信時に通知を受け取ることができる。
・アプリケーションの保存場所を複数のハードドライブやWindowsフォルダに分けて保存できるようになった。
・ライブラリからプレイ時間や実績を確認できるようになった。
Rift Core 2.0の要望を送りたい場合はUserVoiceのコミュニティに参加することで新機能や改善点を提案することができる。Oculus Homeを以前のUIに戻したい場合は設定画面のベータ欄から「Use Classic Oculus Home」にチェックを入れよう。
(TEXT by ぱソんこ)
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