IBMコラボの「ソードアート・オンライン ザ・ビギニング」、体験映像が公開
米国サンフランシスコで開催中のゲーム開発者向けイベント「GDC 2016」でも展示やセッションで大いに存在感を示しているVRだが、日本も負けていない!! 18〜20日には、日本IBMとアニメ「ソードアート・オンライン」 がコラボして、作中の世界を体験できるというイベント「ソードアート・オンライン ザ・ビギニング」を開催している。そしてIBMのdeveloperWorksが、プレー動画の一部をYouTubeのチャンネルにて公開した。
IBMが同社のクラウドサービスである「SoftLayer」をフル活用。イベント参加者をスキャンして作成した3Dアバターをバーチャル空間に登場させ、同様にアバター化した仲間たちとゲームを体験できるシステムとなっている。
人数限定での体験会となったわけだが、各種報道によれば10万人の応募に対して、体験できるのは208人という500倍以上の倍率になったとのこと。動画は30秒ほどだが、落選した人は少しでも雰囲気が味わえるのではないだろうか。
スキャンされたと思われる人物が周りでバトルしている!
そして74層のボスである「ザ・グリーム・アイズ」が!!!!!
グリーム・アイズとの激闘といえば2014年7月、Oculus VRが米国ロサンゼルスにて「Anime Expo」にソードアート・オンラインのVRコンテンツを出展した際にもモチーフとなったシーンだ(筆者が電撃オンラインに寄稿した記事)。当時は見るだけだったが、わずか1年半ほどでMMORPGとしてプレーできるまでに発展したのが胸がアツくなる展開だ。
ソードアート・オンラインは2017年にはARをモチーフにした映画の公開が予定されている(関連記事)。VR/AR業界とは切っても切り離せない存在なので、今後、どう発展していくかが楽しみだ。
(TEXT by Minoru Hirota)
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