圧倒的「特殊部隊感」の本格対戦VR FPS! PS VR「Firewall Zero Hour」ゲームレビュー

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個性豊かな「コントラクター」たちをカスタマイズ

 
●コントラクターのカスタマイズ


▲コントラクターのカスタマイズメニューは、「トレーニング」と「コントラクト」のメニュー内にある。

 
本作では、操作するキャラクターは「コントラクター」と呼ばれる。コントラクターに関するカスタマイズメニューは、メインメニューから「トレーニング」もしくは「コントラクト」を選び、その中の「コントラクター」を選べば開くことができる。

 

▲コントラクターメニュー

 
「コントラクター」のメニューを開くと、現在所持しているコントラクターが一覧で並んでいる。ここではそれぞれが所持しているスキルの確認や、「ヒストリー」からはそのキャラクターの背景設定を閲覧することもできる。

 

▲コントラクターのカスタマイズ画面。スキンやスキルを選択できる。

 
コントラクターを選択して「カスタマイズ」を開くと、カスタムすることが可能だ。カスタムできる部分は、各部位のスキン(模様)と、コントラクターサブスキルとなる。

コントラクタ-は、合計2つのスキルを装備できるが、1つ目のメインスキルはキャラクターによって決まっている。選択できるのは、2つ目のサブスキルのみとなる。

 
●ロードアウトのカスタマイズ


▲ロードアウトメニュー

 
銃などの装備についてのカスタマイズは、メインメニューから「トレーニング」もしくは「コントラクト」を選び、その中の「ロードアウト」からカスタムできる。

カスタムできる項目としては、メイン/サブウェポンとそのアタッチメント、手榴弾や地雷などのリーサル、スモークグレネードや弾薬バッグなどのタクティカルアイテムとなる。

なお、デフォルトで設定されている「アサルト」「CQB」「サポート」のロードアウトは編集できないようなので、カスタマイズする場合はその他のロードアウトを選択する。

 

▲メインウェポンのカスタマイズ画面。メインはアサルトライフル、ショットガン、サブマシンガンがそれぞれ数種類ずつ用意されている。

 

▲サブウェポンのカスタマイズ画面。ハンドガンの他に、ダウンした仲間を復活させる「リバイヴピストル」などが選択可能。

 

▲各種アタッチメントのカスタマイズ画面。メインウェポン、サブウェポンにそれぞれ装着可能。ペイントやアクセサリーなど、見た目のみを変えるカスタマイズもできる。

 

▲リーサルのカスタマイズ画面。フラググレネードや地雷、C4など、銃器以外の殺傷系アイテムを選択できる。

 

▲タクティカルのカスタマイズ画面。フラッシュバン、スモークグレネード、その他、非殺傷系の補助アイテムを選択できる。

<タクティカルアイテムの例>


▲シグナル変換器。PCの近くに設置することで効果を発揮する。アタッカーが使うとハッキング速度を上げ、ディフェンダーが使うと変換器を破壊するまでハッキング出来なくなる。

 

▲ドアブロッカー。ドアに取り付けると、開けるのに時間が掛かるようになる。

 
 
なお、新たなコントラクターやロードアウトをアンロックするためには、ゲームをプレイして「XP(経験値)」と「ギャラ(お金)」をためる必要がある。XPをためると、プレイヤーのレベルが上がっていき、アンロックできるアイテムが増えていく。

そして気に入ったアイテムがあれば、ギャラを払ってアンロックする、という流れだ。XPは「トレーニング」や「コントラクト」で、ギャラは「コントラクト」をプレイすることで入手できる。

 
またXPを効率的に入手するための方法として、武器ごとに設定されている「チャレンジ」をクリアするという方法もある。これは、各武器を装備して一定の条件を満たすことでボーナスXPを得ることができるというものだ。

チャレンジの内容は、「トレーニング」もしくは「コントラクト」メニュー内の「チャレンジ」から確認できる。

 

▲チャレンジは、武器ごとに設定されている。初期アサルトライフルの場合は、キル数やヘッドショット回数などが一定に達するとXPが貰える。

 

最高の「特殊部隊感」が味わえる、FPS好きにもオススメな一品

「Firewall Zero Hour」のゲームルールは、オブジェクトの防衛をかけた勝負であるので、「いかに敵を倒すか」よりも、「いかに生き残って目標を達成するか」が重要なゲームだ。極端に言えば、敵を1人も倒せなくても勝利条件を満たしさえすればいい。

なので、むやみに撃ち合ったりすることはせず、試合中も静かな時間が多い。試合人数も4対4と少なめで、マップも障害物が多めなので、なおのこと戦闘の頻度は低くなる。

そうした静かな戦場を、仲間と連携しながら慎重に行動していると、自分が「少数精鋭の特殊部隊員」になったような感覚を味わうことができ、独特の緊張感と高揚感を味わわせてくれる。

 

▲ノートPCのある部屋を包囲してから、味方と同時に突入する場面。連携がうまくいくとかなり気持ちいい。

 
VRの魅力といえば、視界全体をゲームの画面が覆うことによる、「自分がまるでゲームの世界に入り込んだかのような臨場感」といっていいだろう。本作はそんなVRの魅力が、緊張感のあるゲームのルールが見事にマッチしている。

FPSゲームとしてのクオリティも十分で、「対戦FPSは好きだが、VR FPSはクオリティが心配」というようなFPSゲーマーにもオススメできる。

むしろそういった、FPSはプレイ済みだけどVRは未プレイというような人は、VRならでは新しい面白さというのも感じることができると思うので、ぜひプレイしてみてほしい。

PS VRの対戦型FPSをお探しの人は、ぜひこの「Firewall Zero Hour」を試してみてはいかがだろうか。

 
●ゲーム概要
タイトル:Firewall Zero Hour
発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
ジャンル:タクティカルマルチプレイヤーFPS
CERO:D
プレイヤー:1~8人(オンライン専用)
対応プラットフォーム:PS VR必須、PS VR シューティングコントローラー 対応
PS4 Pro ENHANCED:PlayStation 4 Proでプレイすると一部の映像表現が強化

※ オンラインマルチプレイを楽しむにはPS Plusへの加入が必須。

 
(TEXT by 高橋佑司)

 
●関連リンク
Firewall Zero Hour 公式ページ
PS Store「Firewall Zero Hour」

(C)2018 Sony Interactive Entertainment LLC. Developed by First Contact Entertainment.

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