2021年8月26日(木)～8月29日(日)の4日間に渡り開催された、日本最大級の踊りの祭典『第23回にっぽんど真ん中祭り』(通称：どまつり)にて、バーチャル上で結成されたダンスチーム『V踊団 Break Through!』が視覚効果賞を受賞しました。
『V踊団 Break Through!』の受賞は昨年の受賞に引き続き2連覇の快挙となります。
VRのダンスを誰でも楽しめるようにしたい
VRにもよさこいを！という想いを元に、2020年に結成された『V踊団 Break Through!』
こちらのチームは昨年5月、コロナ情勢により第22回にっぽんど真ん中祭りがオンライン動画コンテストになった事を受け、VRの可能性を世間一般に広めたいという意図のもと結成されました。
ダンスの練習は全てフルリモート。
仮想空間上に集まって練習することで、密にならずに集団でダンスの練習が可能となりました。
ダンスにはバーチャルだからこそのこだわりも多く詰め込まれています。
アバターや服装の違いから「こうしたほうがもっと映えるかもしれない」など、踊りだけではなく姿かたちや、背景などに順応させる魅せ方にこだわっています。
また、大会までにダンス・衣装・背景・映像のクオリティを高めるべく、VR SNSで活躍するダンサーyoikami(@yoikami_VRC)氏を筆頭とするバーチャルダンサー、パーティクルライブ制作を行っているムー(@Mu_Alexius000)氏らによる背景演出班、衣装担当のサツキトウカ氏、カメラ映像制作のギャッツ(@Shishinokami777)氏らによるカメラ班など、約30人ものスキルを持ったメンバーが集結。
VSingerの江戸レナ(@edo_lena)さんとのコラボにより、江戸レナさん提供の完全新作楽曲を使用しパフォーマンスを行った結果、見事『第23回にっぽんど真ん中祭り 視覚効果賞』を受賞しました。
『V踊団 Break Through!』の今後について
今回の大会に関して『V踊団 Break Through!』のメンバー兼ディレクターのMuromachi(@i_osd1_Bonsai)さんは『バーチャルでのダンスという教科書や前例の一切ない事に対し、暗中模索ながら各々が新しいことを見つけ、発見の日々を楽しむ練習が出来ました』と語っています。
今後については引き続きVRダンスを通じてVRの可能性や有用性を世間一般に広めるべく、その為の次なるアイデアを思案しているそうです。
『V踊団 Break Through!』の直近の予定では今年のどまつり作品のアーカイブ動画をYouTubeにて投稿する事が発表されています。
【V踊団 Break Through!】
■公式Twitter https://twitter.com/VYOH_BT
＜投稿者プロフィール＞
みつあみ やぎこ
バーチャルライフマガジン編集長
やぎこだよっ！バーチャルの楽しいことたくさん発信していくよ！