ブイノスは、NHKのバラエティー番組「阿佐ヶ谷アパートメント」の「仮想空間メタバースの世界」特集に、VTuber・バーチャル美少女ねむをはじめメタバースの世界で生活する「メタバース原住民」5名が出演したと発表した。
「阿佐ヶ谷アパートメント」は、阿佐ヶ谷姉妹が大家を務めるちょっと変わったアパートで、個性豊かな住民たちが令和の新しい「当たり前」を届けるNHKのバラエティー番組。
同番組の2022年4月11日放送分の第2話では、「仮想空間メタバースの世界」が特集された。芸能人の飯尾和樹が美少女アバターの姿になりメタバースの世界へ。ねむの案内のもと、「バ美肉」や「お砂糖」などディープなメタバースのカルチャーを紹介した。
●阿佐ヶ谷アパートメント（NHK+で4月18日まで見逃し配信公開） https://www.nhk.jp/p/ts/BM338X5G3Y/
第1のテーマは、メタバース世界でバーチャル美少女の肉体になる「バ美肉」。ねむは「中の人」の性別に関わらす8割近くが女性型アバターで生活しているデータを示し、「中の人」が研究者である「ゆみうす」と「中の人」が女性である「シュネー」の2人のバ美肉を飯尾に紹介した。性別に関係なく「なりたい自分」を楽しんだり、現実ではできないようなことにチャレンジするメタバースでの「生き方」を解説した。
第2のテーマは、メタバース世界での恋愛関係である「お砂糖」。ねむはメタバースで恋に落ちた経験のあるユーザーが全体の4割にも達し、さらに75%が「相手の現実での性別が気にならない」と解答したデータを提示。お砂糖カップルの「ターキー」「まきな」の二人を飯尾に紹介し、現実での年齢・性別・外見に関係なく絆が生まれていく、メタバースならではのコミュニケーションの事例を解説した。
●番組を振り返るねむのnote記事 https://note.com/nemchan_nel/n/nd47d451d0ed1
＜出演メタバース原住民＞
■バーチャル美少女ねむ
メタバース原住民にしてメタバース文化エバンジェリスト。「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から美少女アイドルとして活動している自称・世界最古の個人系VTuber。歌手・作家としても活動している。
・Twitter：https://twitter.com/nemchan_nel
■うたう大人の魔法少女シュネー
メタバース原住民にしてバーチャルSinger。優しく澄んだ歌声と、表現の広さに惹かれるファンも多い。現在はVR空間でのライブ出演やぱんだ歌劇団への客演など、歌を主軸として活動の場を広げている。
・Twitter：https://twitter.com/MagischerSchnee
■jumius（ゆみうす）
メタバース原住民にして某大学研究者。かわいいキャラクターを人工的に生み出す研究をしていたはずが、VRChatをプレイするようになってからは自身もかわいいキャラクターとして活動するようになってしまった。
・Twitter：https://twitter.com/JumiusV
■ターキー
メタバース原住民。バーチャル美少女ねむと同じくVTuber黎明期の伝説のチーム「バーチャルアイドルちゃんねる」のメンバーであった。趣味は料理。
・Twitter：https://twitter.com/taakii1026
■まきな
メタバース原住民。普段はメタバースの片隅で静かに生活しているVRChat在住のメタバース一般人。趣味はゲームをしたりアニメを見ること。
・Twitter：https://twitter.com/Makina_all
●関連リンク
・「メタバース進化論」Amazon販売ページ
・バーチャル美少女ねむ（YouTube、Twitter、note）