
IntoFreeは21日、同社が代理店をつとめる米Bigscreen(ビッグスクリーン)のPC向けVRゴーグル「Bigscreen Beyond 2」の予約受付を開始した。2025年4月に出荷予定だ(購入ページ)。
通常版の「Bigscreen Beyond 2」と、アイトラッキング付きの「Bigscreen Beyond 2e」の2種類を用意。価格は通常版が16万9800円から、アイトラッキング版が19万9800円から。ともにカーボンブラック/スケルトン/オレンジという3色で展開する。

同製品はSteamVRに対応しており、別途、BaseStation1.0/2.0やコントローラーを用意して、PCに接続した上で利用できる。
一番の特徴は新型のパンケーキレンズ採用で、従来モデルと比較して対角線視野角が102度から110度に広がったうえ、スイートスポット(映像が綺麗に見える範囲)も広がったという。ディスプレイ自体は、従来同様の片目あたり2560×2560ドット、75/90Hzで動作する1インチマイクロOLEDを搭載する。

その他、IPD(瞳孔間距離)の自動調節機能を追加、本体が127gから107gに16%軽量化したことなどが新要素だ。アクセサリーとしておでこと後頭部でHMDを固定する「ヘイローマウント」も新たに発売し、第三四半期より2万7200円で提供予定だ。


前世代機「Bigscreen Beyond」ユーザーは、通常版に14万9800円、アイトラッキング版に17万9800円で本体をアップグレードできる。また、購入済み/未発送のユーザーは自動的に「Bigscreen Beyond 2」のカーボンブラックにアップグレードされる。
●仕様
・対角線視野角:116度
・解像度:片眼2560×2560ドット
・リフレッシュレート:75/90Hz、
・瞳孔間距離:48mm~75mmで調節可能(物理的には55mm~70mm)
・音声入力:デュアルマイクアレイ
・音声出力:純正オーディオストラップでのオンイヤーイヤフォン(別途購入)
・アクセサリ用ポート:USB-C×1
・6DoFトラッキング方式:SteamVRトラッキング(BaseStation1.0もしくは2.0を別途購入)
・コントローラー:Valve IndexなどのSteamVR対応の各種コントローラーに対応(別途購入)
・フルボディトラッキング:VIVEトラッカーやTundra Trackerに対応(別途購入)
・本体重量:107g
・PCとの接続:5m光ファイバーケーブルと専用リンクボックス
●PCの最低動作スペック
・CPU:Quad Core IntelもしくはAMD
・GPU:NVIDIA RTX2070もしくはAMD RX5700XT以上(DisplayPort1.4とDSC必須)
・ポート:DP1.4ポート×1、USB3.0×2
・OS:Windows10/11