
Valveは13日、Steamライブラリ内のすべてのコンテンツに対応した、ストリーミング重視のワイヤレスVRヘッドセットとコントローラー「Steam Frame」を発表。
ヘッドセットは、Snapdragon 8シリーズプロセッサーとSteamOSを搭載したPCで、16GBのRAMを搭載したSteam Frameは、PCからのストリーミングを必要とすることなく、VRゲームと非VRゲームの両方でスタンドアロンプレイをすることが可能となっている。
本体はコア部分で185グラム、コアモジュールとヘッドストラップで440グラムと軽量かつ、サイズはコアモジュールとフェイシャルインターフェイスで175mm x 95mm x 110mmとコンパクトにまとまっている。前後の重量のバランスがとれているため、快適な使用感が得られるとのこと。また、ワイヤレスなためセットアップが不要となっている。
光学系には、2160 x 2160のLCDパネル2枚(片目につき1枚)が搭載。リフレッシュレートは72~144Hzまでサポート。
付属のSteam Frame Controllerには、非VRゲームをプレイするために必要な入力(十字キー、ABXYボタン、サムスティック、トリガー、バンパー)が配置されており、Steamライブラリのすべてのゲームで動作するとのこと。
Steam Frameの価格や詳細な発売日は未定となっているが、2026年初頭にKOMODO経由で日本、韓国、台湾、香港で販売予定だ。
●ヘッドセット技術仕様
・プロセッサー:4 nm Snapdragon® 8 Gen 3 アーキテクチャ:ARM64
・RAM:16GB統合LPDDR5X RAM
・ストレージ:256GB/1TBのUFSストレージオプション
拡張ストレージ用のmicroSDカードスロット
・電源:充電式21.6Whリチウムイオンバッテリー
背面に充電とデータ用のUSB-C 2.0ポート(1個)
USB-Cで充電(45W)
・ディスプレイ:2160 x 2160 LCD(片目あたり)
72~144Hzのリフレッシュレート(144Hzは実験的)
・光学:特注パンケーキレンズ
ガラスおよび非ガラスの光学素子
大きな視野(最大110度)
・IPDターゲット範囲:60mm~70mm
・眼鏡レンズの最大幅:140mm
