
Shiftallは6日、フルボディトラッキングデバイス HaritoraX 2ならびにHaritoraX 2 Proの拡張キット「HaritoraX 2 Add-on R」を2026年春に発売すること発表(製品ページ)。価格は税込みで1万9900円。
本製品はプロトタイプとして2025年に発表されたが、1年の開発期間の中で製品の方向を見直すこととなり、発売を延期。今回、発売の目処が立ち価格・発売時期・トラッキング方式があらためて発表された。
HaritoraX 2が採用しているIMU方式は「センサーに死角がなく、どんな姿勢でもトラッキングロストが起きない」を強みとしていたが、「ドリフト」や「ズレ」と呼ばれる現象が弱みとなっていた。ドリフトとは、長時間使用していると、現実世界の人間は直立しているにもかかわらず、アバターの足や胸がヨー方向にねじれてしまう現象で、地磁気センサーがうまく動作しない環境などにおいて発生しやすい現象のこと。この「ドリフト」をカメラによって自動的に補正し、長時間使用しても「ドリフトしない」IMU方式フルボディトラッキングデバイスとするのがHaritoraX 2 Add-on Rだ。
HaritoraX 2 Add-on Rのパッケージには、赤外線を反射するアタッチメントプレートと、赤外線カメラを同梱。アタッチメントプレートはHaritoraX 2の各センサーに取り付け、カメラからアタッチメントプレートが見えた瞬間にドリフト量を算出し、専用ソフト「Shiftall VR Manager」にて自動補正が行われる。カメラを設置しアタッチメントプレートを取り付けるだけで、今まで通りのHaritoraX 2をそのまま使用可能で、制御ソフトもShiftall VR Managerがそのまま使用可能となっている。
アタッチメントプレートはプラスチックと反射板のみで構成され、バッテリーが不要。そのため軽量で、もともと1箇所17グラム程度というHaritoraX 2の軽さを損なうことがないとのこと。
HaritoraX 2 Add-on Rは、2026年1月6日〜9日(太平洋標準時)にアメリカ・ラスベガスにて開催されるテクノロジー・イベント「CES 2026」にて動作実機が展示される予定だ。
●製品詳細
・価格:1万9900円(税込)
・発売時期:2026年春
・専用カメラ接続方式:USB2.0
・トラッキング方式:赤外線
