2026年8月15日(土)と16日(日)に東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催された「コミックマーケット108」。今回も企業ブースには、VTuber、VRファンも注目のブースが多数出展。このレポートでは、別記事で取り上げた「ホロライブプロダクション」以外のブースを紹介していく。
今年の夏もコミケ会場に駅が登場!?
VTuber事務所などがコミケに出展した際の定番イベント「バーチャル売り子」を実施していたのは、「.LIVE」(どっとライブ)などを運営する「アップランド」(南3ホールNo.2323)と、現在16人のVTuberが所属している「ハコネクト」(南3ホールNo.2324)。
どちらのブースもシステムは似ていて、グッズなどを購入すると指定された時間にブースのモニターに登場するVTuberと、リアルタイムでおしゃべりができる。筆者の取材時には、「アップランド」ブースに「.LIVE」の花京院ちえりさんが登場。テンション高く、満面の笑顔でファンと話していた。
JR西日本グループが運営するメタバース空間「バーチャル・ステーション」(南3ホールNo.2341)のブースは、昨年の夏コミに続いて駅をイメージしたもの。ブースの外でスタッフから無料の切符をもらい、駅員さんに切符を切ってもらって(実際にはスタンプを押してもらって)から駅(ブース)の中に入るという仕掛けが楽しい。駅員さんに切符を切ってもらうなんて、何十年ぶりの体験だろうか。
ブース内には、「バーチャル・ステーション」のこれまでの歩みが分かる年表などを展示。バーチャル大阪駅/広島駅【公式】のXアカウントをフォローすると、実際のJR西日本の制服と制帽を身に着けて、バーチャルの世界から飛び出して来た公式キャラクター「 4.u子」と一緒に記念撮影もできる。
今回、コミケに初出展した「ホンダ・レーシング(HRC)」(南3ホールNo.2231)のブースでは、HRCによるeモータースポーツ活動「Honda Racing eMS(ホンダ・レーシング イー・モータースポーツ)」のアンバサダーを務めるホロライブの戌神ころねさんとの書き下ろしコラボビジュアルのグッズを販売。凛々しいレーシング姿のころねさんのスタンディには、直筆サインも書かれていた。
山口県の最南端・上関町の公式VTuber「のんのちゃん」(南3ホールNo.2922)もコミケに初出展。2016年に上関町の魅力を発信する“おさんぽ上関案内キャラクター”として誕生し、2024年3月にVTuberデビューを果たしたのんのちゃん。自由な内容のショート動画でも人気を集めている。
ブースでは、のんのちゃんが主人公のコミックやTシャツ、缶バッジ、アクリルスタンドなどのグッズを販売し、オリジナル紙袋にうちわと水の無料配布も実施。2種類のTシャツが1200円と1500円、アクスタが700円と800円など、グッズ類の安さには驚いた。
今年の夏もIRIAMの全力冷却ブースが大人気
西ホールの「ボートレース多摩川」(西3ホールNo.1431)のブースでは、ボートレース多摩川イメージキャラクター「静波まつり」のコスプレイヤーが可愛くお出迎え。
ブースでは、VRでのボートレース体験が可能で、取材時には、50分待ちと表示されるほど人気を集めていた。ボートに乗り込んで、ヘッドマウントディスプレイを装着し、ハンドルで操作するVRボードゲームは、迫力満点だ。
人気イラストレーター10人のミニギャラリー「夏のとらのあな絵師展」を展示していた「とらのあな」ブース(西4ホールNo.1412)では、とらのあな公式VTuber山吹ここなさんの動画上映や生配信を実施。
ブースへの来場者とも積極的にコミュニケーションを取っており、筆者が写真撮影中も話しかけてくれた。さらに、 ここなさんのコスプレイヤーもブースに登場(16日は、とうかさん)。次元を超えた美少女2ショットも撮影できた。
夏コミでは、猛暑の中、夏のコミケに訪れた来場者たちを冷やしてくれる「冷却ブース」を出展し、大人気のVライブコミュニケーションアプリ「IRIAM」(西4ホールNo.1451)ブース。今回は、いつもの南ホールではなく、西ホールに移動。また、これまでの冷却ブースは、密閉された部屋の中を通っていく形だったが、今回のブースは開放的になり、ブースの周囲や中には、15本の大きな氷柱が並べられ、見た目からも涼しげ。さらに、巨大な公式キャラクター「しらす」の口からは冷却ガスが噴射。出口でもらえるお水のペットボトルも嬉しい。
また、ブースに複数設置されたモニターでは、IRIAMのライバーから募集した「コミケ会場の温度を1度『涼しく』する動画」を上映。涼しくなったかは謎だが、クスッと笑える動画も多く、冷却ブースの涼しさと合わせて少し癒された気がする。お目当てのものをゲットした後、疲れを癒すには、絶好のスポット。筆者のコミケ会場取材も、IRIAMブースで締めくくった。
(TEXT by Daisuke Marumoto)
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