withARハッカソン実行委員会と伝統工芸学生アンバサダー事業「とらくら」は、5月9〜5月16日に「伝統工芸withARハッカソン」をオンライン開催する。このハッカソンでは「ARで彩る小石原焼」をテーマにしたAR作品を複数制作する予定だ。
このイベントは、縮小傾向にある伝統工芸市場を活性化させる施策として企画されたもの。伝統工芸の背景にある職人の思いや工芸品の歴史、地域の素材などのコンテクストをAR(拡張現実)技術を用いて表現することで、伝統工芸品の魅力を引き出し、新しい価値を提供することを目的としている。ハッカソンの参加者だけでなく、見学者も募集中だ。
ハッカソンとは「ハック」と「マラソン」からなる造語で、与えられたテーマに対し、プログラマーやデザイナーなどが技術やアイデアを持ち寄り、短期間に集中してサービスやアプリケーションを開発するイベントのこと。「withARハッカソン」は、「ARで5年後のあたりまえを共創する。」をテーマに開催されている。
今回のテーマである小石原焼は、福岡県東峰村で作られている、約350年の歴史を持つ陶器。日本の伝統的工芸品に指定されており、現在44の窯元が製作している。鉄分の多い赤土を原料としており、弾むばねを用いてろくろを回しながら模様をつける飛び鉋や、刷毛目といった規則的な模様などが特徴だ。
<開催概要>
【日程】2021年5月9日(日)〜5月16日(日)
【会場】オンライン(ZOOM)
【参加費】無料(参加者・見学者)
【申込み】公式サイトより申込み(参加者は先着順)
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