角川ドワンゴ学園N高等学校(以下、N高)およびS高等学校(以下、S高)は、6月12日(土)19:00より、「N予備校×でほぎゃらりー特別美術講座 〜清々しい風景を紡ぐ職人から学ぶ背景美術の世界〜」(全3回)を実施する。
ニコニコ生放送や学習アプリ「N予備校」を用いて、誰でも無料で視聴できる。
同講座は、スタジオジブリの数々の作品や「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」などの背景美術を手がけてきた大久保錦一氏、髙松洋平氏、中村聡子氏らを講師として招聘。実際に担当した作品を例として取り上げながら、背景美術とはどのような仕事なのか、制作工程や制作エピソードなどについて語ってもらう内容となっている。司会進行を務めるのは、ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記氏。
生徒の質問に答えるコーナーも予定しているほか、第2回、第3回は実際にライブドローイングを披露してもらったり、生徒の投稿作品に添削をしてもらう予定だ。
【講師】
大久保錦一(おおくぼきんいち)
(旧)日本デザイン専門学校卒業(現:日本デザイン福祉専門学校)。背景美術会社スタジオカノンで背景、美術監督補佐などを経てフリーランスに。テレビシリーズ「TIGER&BUNNY」(2011年)で美術監督を務める。その後、宮崎吾朗監督作品「山賊の娘ローニャ」(2014年~2015年)の美術に参加。でほぎゃらりー入社後は、テレビシリーズ「LOSTSONG」(2018年)で美術監督を務め、「プロメア」(2019年)「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」(2021年公開中)などに参加。現在、スタジオ地図最新作「竜とそばかすの姫」(2021年夏公開予定)の美術に参加。
髙松洋平(たかまつようへい)
武蔵野美術大学油絵学科卒業後、スタジオジブリに入社。
「ギブリーズepisode2」(2002年)「猫の恩返し」(2002年)「ハウルの動く城」(2004年)「崖の上のポニョ」(2008年)「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)「かぐや姫の物語」(2013年)「思い出のマーニー」(2014年)で数々のスタジオジブリ作品の背景を担当。「コクリコ坂から」(2011年)で吉田昇、大森崇らと共同美術監督を務める。2014年のスタジオジブリの制作部門解散後は、細田守監督「バケモノの子」(2015年)「未来のミライ」(2018年)でも共同美術監督を務める。でほぎゃらりー入社後、「メアリと魔女の花」(2017年)「プロメア」(2019年)「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」(2021年公開中)に参加。
中村聡子(なかむらさとこ)
女子美術大学日本画専攻。山本二三氏の下で「時をかける少女」に背景として参加。「東京マグニチュード8.0」(2009年)では美術設定・レイアウトを担当。その後、スタジオジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)「コクリコ坂から」(2011年)「風立ちぬ」(2013年)「かぐや姫の物語」(2013年)「思い出のマーニー」(2014年)や「バケモノの子」(2015年)「この世界の片隅に」(2016年)「未来のミライ」(2018年)に参加。でほぎゃらりー入社後は、「メアリと魔女の花」(2017年)ではプロップデザイン・美術監督補佐を務め、「プロメア」(2019年)「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」(2021年公開中)などに参加。
【司会進行】
吉田尚記(よしだひさのり)
1975年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。ニッポン放送アナウンサー。ラジオ番組でのパーソナリティのほか、テレビ番組やイベントでの司会進行など幅広く活躍。また漫画、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人となるなど、アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。2012年に第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。著書に『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)、「元コミュ障アナウンサーが考案した会話がしんどい人のための話し方・聞き方の教科書」(アスコム)など。
<講義概要>
【スケジュール】(全3回)
第1回:6月12日(土)19:00~20:30「背景美術の仕事・制作エピソードについて」
第2回:8月頃予定「パースの講座」
第3回:10月頃予定「スケッチの講座」
【講師】大久保錦一氏、髙松洋平氏、中村聡子氏
【司会進行】吉田尚記氏
【授業ページ】
https://www.nnn.ed.nico/lessons/482531595(N予備校)
https://live.nicovideo.jp/watch/lv332032294(ニコニコ生放送)
●関連リンク
・でほぎゃらりー公式
・でほぎゃらりーTwitter
・N予備校公式Twitter