VIVEアンバサダー・VTuberのバーチャル美少女ねむは9月19日、「VR感覚」をテーマにした自身の新曲「ファントムセンス」の歌唱動画コンテストにVTuberやソーシャルVRユーザーなどから55件の応募があったと発表した。
また、コンテストの優秀作を決める視聴者投票「ファントムセンス総選挙」を開始(締切は9月28日)。上位作品は「入選」として発表され、スマホユーザーもVR空間で「VR感覚」を感じられるイベント「3D音楽ライブ ファントムセンス(仮)」のゲスト候補として選出される予定だ。
■ファントムセンス総選挙
・VTuberやソーシャルVRユーザーなど、ふだんアバターを使っている生活している者たちが、VRなどの映像技術や、ボイスチェンジャー・両声類(男性が女性の声を出すなどの音声技術)などの音声技術を駆使し、それぞれがアバターで感じるVR感覚(ファントムセンス)を表現した作品の応募が55件集まったた。本格的な音楽活動をしている者の参加も多く、歌唱力のレベルも非常に高い作品が集まっている。
・投票締切:9月28日(火)23:59
・投票方法:最低でも5件の応募作品を観て、上位3件の作品を選んで投票すること
・上位作品は「入選」として発表され、スマホユーザーもVR空間でVR感覚を感じることができるイベント『3D音楽ライブ ファントムセンス(仮)』のゲスト候補として選出される
・企画概要およびエントリー一覧:https://note.com/nemchan_nel/n/n0ac7de3e62b0
・投票フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd3EccAVlxa1PtyZp73I6lgdylT951XGOb
BV4zONO-o42NvKQ/viewform?usp=sf_link
■楽曲&360°MV「ファントムセンス」
アバターで感じるVR感覚(ファントムセンス)をテーマとした、VTuber「バーチャル美少女ねむ」の5番目のオリジナル曲。8月27日に公開された360°MVは、VR機器がない人でも気軽に「アバターで感じる」VR感覚の疑似体験ができる事をコンセプトとして制作された。楽曲とMVの制作はクラウドファンディングで268%の支援が集まり実現したもの。
■VR感覚(ファントムセンス)とは
実際には視覚・聴覚情報しかないはずのVR体験中に、アバターの身体を脳が実際の身体と誤認識することによって、本来存在しないはずの触覚・匂い・温度感覚などを疑似的に感じる現象のことである。日常的にVRアバターで生活するようになったVTuberやVRユーザーによって多くの事例が報告されており、現在注目を集めている概念である。
・「VR感覚」告白レポート 感じる? 感じない?:https://note.com/nemchan_nel/n/nd4da48b5b6f9
■バーチャル美少女ねむ(VTuber・VIVEアンバサダー)
「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から活動する「世界最古の個人系VTuber」にしてHTC公式の初代「VIVEアンバサダー」 NHK人気番組「ねほりんぱほりん」に出演しお茶の間に「バ美肉(バーチャル美少女受肉)」の衝撃を届けた。ボイスチェンジャーの利用を公言しているにもかかわらず楽曲「ココロコスプレ」で歌手デビュー。自筆小説『仮想美少女シンギュラリティ』はAmazon売れ筋ランキング「小説・文芸」部門1位達成。フランス日刊紙「リベラシオン」・朝日新聞・日本経済新聞などで、VR文化に関する掲載歴多数。本プロジェクトの主催であり、企画・監督・主演・歌を担当している。
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