Reality Labsは11月30日（米国時間）に、Meta Quest（旧Oculus Quest）のソフトウェアv35の内容を発表した。
10月開催の「Connect 2021」で発表した、VRでのMessenger通話、クラウドバックアップ、バーチャル会議システム「Horizon Workrooms」のカスタマイズ機能などを段階的に提供していくという。
さらに、Oculusモバイルアプリに「モバイル複合現実カメラ」機能を追加する。これにより、お気に入りのVRゲームやアプリ内で自分の映像を録画したり共有したりできるようになる。現在モバイル複合現実カメラに対応しているアプリは、「Beat Saber」「SUPERHOT VR」「Pistol Whip」「Synth Riders」など12種類。タイプアプリと設定方法の詳細は、サポートセンターで確認できる。
VRでのMessenger通話
Questを起動したまま、Messenger対応のプラットフォームで通話できる機能。
「マルチユーザー」と「アプリ共有」を標準設定に
これまで試験的な運用だった「マルチユーザー」と「アプリ共有」が標準設定となる。すでにこれらの機能を使用している場合は、そのまま使用できる。今後使用する場合は「アカウント」の設定タブで行う。
クラウドバックアップ
アプリの進捗状況や設定をクラウド上に保存する機能を装備。Questを交換・アップグレードしたり、工場出荷時の設定に戻したり、ゲームをアンインストールしたりした場合に、過去の状態をすぐ呼び出せる。
「Horizon Workrooms」の環境カスタマイズ
「Horizon Workrooms」のバーチャルオフィスをカスタマイズ可能になる。複数のオフィス環境から選択し、会社のロゴを追加したり、カスタムポスターで装飾することができるようになる。
「Horizon Home」と外部サービスの連携
すでに2Dパネルアプリとして提供しているFacebook、Instagram、Smartsheet、Spikeに加え、MURAL、Miroやmonday.comなどのアプリも、数週間以内にストアに登場予定。
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