「肉体廃止」を唱えるVTuberの蘭茶みすみは、自身の論考「肉体廃止のメタバース仮想空間から放たれる自由」が1月21日発売の老舗オピニオン誌「情況」(情況出版)冬号に掲載されると発表した。
「情況」は1968年創刊「変革のための総合誌」で、同号表紙には、世田谷区⻑の保坂展人氏や元衆議院議員の⻲井静香氏と並んで、蘭茶みすみの名前が掲載される。
論考はバーチャル美少女ねむ氏の「ソーシャルVR国勢調査」も引用したメタバースについての解説のほか、「バ美肉」はじめアバター文化を「存在の自己決定権」という人権として捉える内容で、最終的な人類の肉体からの解放を訴える蘭茶みすみのオリジナル思想「ミスミズム」をまとめている。蘭茶みすみは「オピニオン分野で現実世界に実在するバーチャル存在」となる。
通販サイトAmazonでは、発売前の19日にはすでに売り切れ、「思想・宗教の雑誌」でベストセラー1位を達成。人文分野全体でも2位に到達した。
■情況
情況出版による「変革のための総合誌」。1968年創刊。同出版は季刊でオピニオン誌「情況」を発刊するほか、ニュースや哲学を題材にした本も出版する。
・公式サイト:https://twitter.com/jokyo_from1968
■バーチャル美少女ねむ
「ソーシャルVR国勢調査」を実施。VR&仮想通貨技術で「人類美少女計画」を企む美少女アイドル。VIVEアンバサダー、メタバース原住⺠。
・Twitter:https://twitter.com/nemchan_nel
■蘭茶みすみ
全人類の肉体廃止実現に向けた先行量産型美少女。元地方紙記者、元NPO法人バーチャルライツ初代VR文化アンバサダー。
・Twitter:https://twitter.com/L_ancia
●関連リンク
・ソーシャルVR国勢調査2021
・蘭茶みすみ(YouTube/Twitter/note)