脚本を書くだけでアニメが作れる「ハッチポット」で誰でもVRアニメクリエイター

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バーチャルライフマガジン

ノベルを執筆する感覚で誰でも3Dアニメーションを作れる『Hatch-Pot VR(通称:ハッチポット)』の体験会に行ってきました。

『ハッチポット』はセリフやシナリオを入力するだけでVRアニメーション制作ができるツールです。
Unityを弄ったり、自分でプログラミングしたりしなくても、AIが脚本に合わせて自動的に3Dアニメーションを自動生成してくれるんだそう。

手持ちのVRMファイルさえあればキャラクターを追加して自分好みに動かせるので、いつも自分が使っているアバターを動かして遊んでみたり、YouTuberさんなら自分のオリジナルドラマを制作したり。


専用のソフトをDLせずとも、WEBブラウザで一連の操作が完結するといった点もかなりお手軽。

『ハッチポット』代表のタカノさんいわく、『これまでのアニメ制作とは全く違うVR制作ツールです。』『このツールを使ってYouTuberと同じように、ハッチポットクリエイターという職業が出来てほしいと思っています。』とのこと。

シナリオさえ書ければ誰でも3Dアニメが作れるし、それを有償で公開することも出来る。

技術はAI任せで、作家としての自身の才能をフルに活用できる、それが『ハッチポット』という訳ですね。

さっそくやってみたよ


ということでさっそく体験してきましたよ。

プログラミング知識なし。3Dアニメーション制作を全くやったことがない筆者でもちゃんとアニメが作れるのかな?


WEBブラウザを開くとこんな感じ。
こちらがシナリオ制作画面です。

おお、メモ帳みたいですごくシンプルだ!

舞台はあらかじめいくつかパターンが用意されているのですが、筆者は学校の教室を選択してみました。

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VRMキャラクターの名前(今回は『やぎこ』)と、キャラクターにしてほしい行動を書き込むと、AIが指示通りにキャラを動かしてくれます。




吹き出しの指示でセリフを入力すると…


こんな感じで、ノベルゲーのごとくセリフが表示されます。

おお~、本当に文字を入力するだけでアニメーションが作れるんだ!

セリフに合わせて口もそれっぽく動いてくれますよ。




もちろんキャラクターの表情や動きも文字入力で指示出来ます。


自分のキャラがテキパキ動くから、これだけで何時間も眺めていられる…。

2Dの立ち絵よりも表現力豊かでかなり満足感が高いです。

難しい処理なく、文字入力だけで簡単に自分のキャラクターを動かせるのは革命的。


舞台にはキャラクターを移動できる場所があらかじめ決められています。

このマップの中で『やぎこ』を教壇の前まで走らせたい時は、文字通り『やぎこが教壇まで走る』と入力すると…


わぁ!
ちゃんとキャラクターが指示通りに動いてくれた!

なるほどなるほど。
もう要領つかめてきましたよ。

ようし、この調子でどんどんシナリオを作っていくぞ~。


そうそう、作ったシナリオは右上の『印刷』を押すとPDFで保存が出来ます。

『ハッチポット』では音声ファイルを挿入することが出来るので、このPDFを台本代わりに音声をアテレコして導入することが出来るという流れです。

今回の体験会では、この台本をもとに特別に声優さんにアテレコしてもらいました。

それでは完成品をどうぞ。https://www.youtube.com/embed/xEiDebAMXIY?feature=oembed


まさが自分がギャルゲーになる未来が来るとは思ってもいなかったから、なんだかこっ恥ずかしいような気もするけど、声優さんのボイスが入るとかなり完成度高いですね。

普通に市販のノベルゲーみたい。


しかもこれがVRで楽しめるんだから没入感半端ない。

ガチ恋距離でキャラクターを眺められます。

同じく体験会に参加されていた天野氷さんの作った作品


あ、いや。別にギャルゲーじゃなくったっていいんですよ。
自作のライトノベルをVRドラマ化してもいいし、ノベル型の解説動画とか作っても面白そう。

今回はやぎこ1人のドラマを作ってみましたが、キャラクターは複数人登録できるので、それぞれを絡ませてたくさんアニメを作ってみて下さいね。

クリエイターが自由に表現できるツールに

これまでアニメーション、特に3D作品のアニメを制作する場合はモデリングの知識やプログラミングの知識などを習得しなければならず、表現したい作品をリリースするまでに膨大なコストがかかっていました。

ですがこちらの『ハッチポット』を使えば、そうしたコストを省き、自分の表現したい物をそのままの形で出力することが出来ます。

視聴者側としてもWEBコミックのように手軽にVR作品を楽しむことが出来ますし、『ハッチポット』の登場により、VRコンテンツがより身近なものとなりそうです。

個人的に良いなと思ったのが、先ほども少し触れましたが、入力した台本をPDFでそのまま出力できる所。
いちいち収録用に台本を書き起こす必要が無いので、細かな表現だけ注訳を入れておけば、あとはそのまま他人にポンと渡せそうです。

この台本をもとにコミッションサービスで声優さんに依頼するっていうのもいいですね。


なにより一番の魅力は、とにかく簡単にVR作品が作れること!
今回筆者が作ったVRアニメーション、製作時間はだいたい1時間で作れちゃいました。

今後『ハッチポット』では、人気の高いユーザー作品のVRゲーム化や長編VRアニメ化をする計画を立てているそうです。

現在はまだβ版で、シナリオ制作機能が一般に使えるようになるのは夏ごろを目途に開発を進めているそうですが、今後もリリースまでに体験会を行っていく予定との事ですので、気になる方はハッチポット公式からのアナウンスをチェックしてくださいね!

【Hatch-Pot VR(ハッチポットVR)】

公式サイト https://hatchpot-vr.studio.site/builder 
公式Twitter https://twitter.com/hatchpot

元記事

<投稿者プロフィール>
みつあみ やぎこ
バーチャルライフマガジン編集長
やぎこだよっ!バーチャルの楽しいことたくさん発信していくよ!